大草原の小さな家で ローラ・インガルス・ワイルダーの生涯と信仰

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投稿者：百書繚乱　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

自伝的児童小説『大草原の小さな家』(“Little House on the Prairie”)を書いたローラ・インガルス・ワイルダーの生涯を信仰の側面から紐解いた労作

・なぜこの物語が世代を超え人々の心を惹きつけるのか
・この物語の根底に流れるスピリットは何か
を、少年の頃この物語に出会い魅了された著者が、作者であるローラの人物像や一家の歩みに焦点を当てて明らかにする

６３歳で本格的に物語を書きはじめたローラを、すでにプロの作家であった娘のローズがどのように支えたかについても章を割く

〈大切なのは、今手にしているものを最大限に生かすこと、ささやかな楽しみに喜びを見出すこと、物事がうまくいかなくても朗らかに、そして勇気を抱くことです〉──ローラが読者の子どもたちに送った公開書簡の一節

とうさんのバイオリンにあわせてローラたちが歌った歌や賛美歌──その多くが現在の日本でも歌われている──についても解説

原書は2018年刊の“A Prairie Girl's Faith”(「大草原の少女の信仰」)
邦訳は2021年７月刊

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投稿者：earosmith　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「大草原の小さな家」シリーズに関する本も色々読みましたが、信仰に焦点を当てた本はあまりなかったと思うので興味深く読みました。シリーズ中に出てくる讃美歌の種類が多いこと、ローラやアルマンゾの家族が通ったであろう教会の会派についてなど面白かったです。晩年のローラと親しくしていた方のお話や、シリーズに登場する人物たちのレシピなども。