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- カテゴリ:小学生 中学生
- 発売日:2022/10/14
- 出版社: 岩崎書店
- サイズ:22cm/262p
- 利用対象:小学生 中学生
- ISBN:978-4-265-84034-2
読割 50
紙の本
ひみつの犬
著者 岩瀬 成子 (著)
ひみつの犬をめぐり、奮闘する小学5年生の羽美と4年生の細田くん。これは事件? それとも? とりまく大人たちの間でさまざまな問題にぶつかる、羽美たちのゆれる心境をこまやかに...
ひみつの犬
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商品説明
ひみつの犬をめぐり、奮闘する小学5年生の羽美と4年生の細田くん。これは事件? それとも? とりまく大人たちの間でさまざまな問題にぶつかる、羽美たちのゆれる心境をこまやかに描く。【「TRC MARC」の商品解説】
小学5年生の羽美は、黒が好きで、服も持ち物も黒。同じマンションに引っ越してきた細田くんの相談にのるうちに、まわりで起きた事件が気になり、その真相をつきとめるべく、犯人さがしにのめりこんでゆく。パトカー、誘拐、空き巣、カエンビン、へんな手紙……複雑に謎がからみあう。
とりまく大人たちの間でさまざまな問題にぶつかる、羽美、細田くんとトミオ。ゆれる心境をこまやかに描く。【商品解説】
著者紹介
岩瀬 成子
- 略歴
- 〈岩瀬成子〉1950年山口県生まれ。「朝はだんだん見えてくる」で日本児童文学者協会新人賞、「「うそじゃないよ」と谷川くんはいった」で小学館文学賞と産経児童出版文化賞受賞。
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紙の本
大人向けのような気がする
2023/12/20 13:40
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投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒い服にこだわりのある小学生の女の子、羽美。
ある日塀の間に挟まっている男の子を見つけて声をかける。
男の子は今住んでいるマンションで飼ってはいけない犬の事で悩んでいて、羽美に犬を貰ってくれないか一緒にある所に頼みに行って欲しいと言うのだが…。
正直、子供が読んで面白いお話かな?と感じました。岩瀬さんの作風なんだろうと思いますが、話はわりと地味です。
年齢が近いからか、羽美よりお母さんの描写に頷くものがありました。
そしてお母さんが働く事に向いてないように見えるという羽美の推察に舌を巻きます。
羽美自身は途中まで随分強引だし嘘をつくし、わりと独善的にも思えて好きになれないと思いながら読んでましたが、
最後はちょっと成長したのかな?細田君の方が歳下なのに羽美より大人だなと思いました。
羽美のお姉ちゃんも色々考えてたんだねと終盤になって分かります。羽美からするとお手伝いを押し付けてきたりして嫌な部分もあるけれど、ちゃんと話を聞いてくれる事もあるし、それこそ「いい部分もあれば悪い部分もある」お姉ちゃんなんだなと思う。
とりあえずトミオの行先がいい結果になって良かった。