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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.5
  • 出版社: 武田ランダムハウスジャパン
  • サイズ:15cm/523,3p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-270-10330-2
文庫

紙の本

海のカテドラル 上 (RHブックス+プラス)

著者 イルデフォンソ・ファルコネス (著),木村 裕美 (訳)

14世紀、カタルーニャの農村で、農奴と村娘の婚礼の宴が晴れやかに行われていた。しかし、領主の来訪によって一変。泣き叫ぶ娘は領主に暴行され処女を奪われてしまった。領主は夫よ...

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海のカテドラル 上 (RHブックス+プラス)

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商品説明

14世紀、カタルーニャの農村で、農奴と村娘の婚礼の宴が晴れやかに行われていた。しかし、領主の来訪によって一変。泣き叫ぶ娘は領主に暴行され処女を奪われてしまった。領主は夫より先に新妻と同衾する権利が認められていたのだ。この衝撃的な冒頭から一大叙事詩の幕はあがった。理不尽に絶望し自由という新天地を求めて力強く歩き出した農奴バルナット。時代の渦に翻弄されながらも尊厳を失わずに生きていく運命は如何に。【「BOOK」データベースの商品解説】

【年間ベストセラー小説賞(2006年)】【Fulbert de Chartres賞(2009年)】【Giovanni Boccaccio賞(2007年)】【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー17件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

カタルーニャ版大聖堂

2023/07/07 08:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

カタルーニャとカスティーリャが別々の王国だった時代のカタルーニャの首都バルセロナを舞台とした壮大な歴史劇である。登場人物たちも歴史背景も実にいきいきとしていて生命感にあふれている。大聖堂の建設をテーマにしているところなど ケン・フォレットに決して負けていない。

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紙の本

時は中世、14世紀。舞台はスペイン。 海に臨む教会、サンタマリア・ダル・マールの建設期間55年を背景に、「時代」と「都市」と「民衆」を描く堂々の大河ドラマ。自由、富、権力、愛情、平穏、あるいは、ただひたすら生きのびること。交錯する欲望のぶつかり合いが登場人物の運命を推し進めていく。

2012/03/27 18:12

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きし - この投稿者のレビュー一覧を見る

時は中世、14世紀。舞台はスペイン。
海に臨む教会、サンタマリア・ダル・マールの建設期間55年を背景に、「時代」と「都市」と「民衆」を描く堂々の大河ドラマ。
物語は農奴であるバルナット、息子アルナウのそれぞれがたどる運命を軸に進んでいく。

自由、富、権力、愛情、平穏、あるいは、ただひたすら生きのびること。
さまざまな階級の人間が、自分の求めるものに向かって手を伸ばす。
何を求めるにしても、それが欲望であるという点では同じだ。
交錯する欲望のぶつかり合いが登場人物の運命を推し進めていく。

背景となる中世は激動の時代であり、戦争は絶え間なく、黒死病が都市に襲いかかる。
人々の中に深く刻まれた信仰は美しく荘厳な教会をつくりだす一方、異端審問で人の命を奪い、弾圧に走る。
光と影の国スペインの人々の熱い血なのか、あらゆる出来事が極限を目指して高まっていくようだった。
戦場は血、礼拝堂は蝋燭の油煙、街は汗の臭いに満ち、いたるところで民衆たちの怒号、あるいは沈黙が響く。
過酷は過酷を、悲惨は悲惨を極め、気の休まる時もない。
正直に言えば、冒頭、人間として最低ランクの領主が、バルナットの花嫁を婚礼の宴の最中に凌辱し、その直後、バルナットに初めての夫婦の営みを強要するという、気持ち悪さに吐きたくなるような出来事の時点で読むのをやめたくなった。
そういうことが当たり前で、特段罪でもない時代の物語なのだ。この先、どんなことがあるかわからない。
でも、上下巻の最初の数ページで投げ出すのはやはり惜しい。
この先、どんなことがあるかわからないということ、それは物語を読む楽しみでもある。

物語はそのあとも禍福を繰り返し、時代を映しながらうねるように展開していったが、読み進めるうち、少しずつ読むのが楽になってきたのは、物語の中心人物であるアルナウの人物像のためだったと思う。
彼の感情の方向と発露は素直だ。
愛する父親を貶める者には憎しみを抱き、復讐を誓う。
ひとかけらの記憶もない母親の代わりに、聖母マリアを慕う。
その愛に報いきれなかった妻の亡骸に心からのキスを贈る。
骨惜しみをせず働く男たちを混じりけのない尊敬の念でもって見つめ、同情すべき人には惜しみなく心を傾ける。
誕生の最初の一歩、受精のときからして波乱の幕開けで、乳飲み子のうちから(自覚はないだろうが)苦労をした彼だが、その苦労は少年の中の強さを鍛えたけれど、冷酷な狡さは育てなかった。
アルナウは、一方的に人を傷つけることがない。彼によって傷つけられる者がいたら、同じようにアルナウ自身も傷つくのだ。
そういう主人公なら、辛苦の後の幸せな結末を願うことも易しい。
ギリギリのところでは運のいい主人公は都合がよすぎる気もするが、だからこそ素直に物語に準備された喜怒哀楽を味わうことができたようにも思う。

タイトルになっている「海のカテドラル」、海の聖母教会は今も変わらぬ姿で建っている。
もし、訪れる機会があるならば、その石に触ってみたいと思う。
遠い昔、素朴で力強い男たちがその背で運び上げた石だ。
数えきれないほどの石と人々の聖母への祈りによって組み上げられた教会。
著者に物語を描かせた思いが、もしかしたら私にもわかるかもしれない。

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2010/06/05 10:02

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2010/06/02 19:27

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2010/06/07 13:31

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2010/09/07 21:15

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2011/02/07 22:33

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2010/10/26 23:24

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2012/02/27 16:21

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2013/03/16 00:20

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2014/11/03 00:41

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