- 販売開始日: 2014/06/27
- 出版社: 河出書房新社
- ISBN:978-4-309-27479-9
ママだって、人間
著者 田房永子 (著)
あふれ出るこの想い、〈母性〉じゃなくてもいいですか!?妊婦のセックスから、産後ママのバトルまで、タブーなし、修正なし、待ったなしの、一線を超えた出産育児コミックエッセイ登...
ママだって、人間
商品説明
あふれ出るこの想い、〈母性〉じゃなくてもいいですか!?妊婦のセックスから、産後ママのバトルまで、タブーなし、修正なし、待ったなしの、一線を超えた出産育児コミックエッセイ登場!
あの超話題作『母がしんどい』で実母との戦いを描いた著者が、今度は一児の母になって、育児マンガの常識とタブーを破る!
「妊娠したら性欲は二の次」「陣痛は痛い」「育児は大変」「母乳が一番」……すごくよく聞くフレーズだけど、実際に妊婦&ママになってみると違和感だらけ!これって一体どういうこと?32歳A型の新米ママ・エイコは今日もいちいち立ち止まる!
●つわりは母性でなんとかなるって言われても…
●妊婦したら、乳首の感度が1000倍に!?
●妊娠中のセックスには意外なアレが大活躍!
●妊娠を実母に教えないってアリですか?
●出産はホントに「痛い」ものなの?
●出産直後にママを襲う絶望感って…?
●ママ友カーストのサバイブ術
●出産後、とにかく夫がイヤになる
●ベビーカー論争のすごいプレッシャー
●誰にも言えない母乳の悩み …etc
修正なしの赤裸々っぷりに、連載時から話題騒然。書籍化にあたり、夫婦の顛末もわかる約30ページの描き下ろしを収録!
【目次】
第一章 妊婦だって、人間
1つわりは母性でなんとかなる?
2妊娠中のムラムラ
3妊婦のセックス
4母親学級カースト
5胎児のアソコの呼び方
6実母には教えない
7 乳首革命
8安産教室にて
9「出産は、痛いよ」の呪縛
10実録! 出産祭り
11絶望
12産後の変化
第二章 育児って、めんどくさくて楽しい!
13お母さん枠
14謝罪しまくりママ
15まんこの洗い方問題
16とにかく夫がイヤになる
17何もしないジイさん
18母乳が出ない
19素直になれない
20ママと夫と子どもの関係
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書店員レビュー
田房永子さんの2作目の著書
丸善 丸の内本店さん
一昨年大変話題となった『母がしんどい』(新人物往来社)の著者、田房永子さん。この本は今まであまり表面化していなかった母娘関係の悩みにスポットライトを当てた本で、この本の出版を機に色々なメディアで、いわゆる毒母・毒親の問題が取り上げられるようになりました。その田房さんの2作目の著書が、この『ママだって、人間』です。
この本も前著と同じく、今までたくさんの人が思い悩みつつも口に出しにくかった「ママであること」に対するモヤモヤが妊娠・出産を経験したての田房さんの立場から綴られています。
出産の痛み、産後の身体の変化、とにかく眠れない産後初期の赤ちゃんとの生活…育児書にはサラリとしか書かれていない産前産後の様々な出来事、そして夫をはじめとする周囲の人々の言動は、ただの「私」だった田房さんを、否応無く「母」にしていきます。田房さんがすごいのはそのことに疲弊しつつも、周りに流されることなく、また自分を守りすぎるのでなくきちんと自然であろうとし続けることです。人生に対するこういう姿勢は、産む産まないとか、男だ女だとか関係なく、我々に必要なのではないか、としみじみ考えさせられる一冊でした。
(評者:丸善丸の内本店 実用書担当 望月あゆ美)
産前産後の気持ちを代弁してくれた本
2014/05/04 13:40
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
妊婦の時は、まわりから「よかったねー」「楽しみでしょう?」などの言葉に「とてもうれしいです。楽しみです」と模範生のように答えてた。ホントは不安で怖くてたまらなかったのだが、そんなことを言うと母親失格のような気がして言えなかった。
産んだら産んだで、公園とか子どもを遊ばせる場所でのママ同士の会話に疲れるし、赤ちゃんの検診で話した福祉士はマニュアル通りのアドバイスで全く参考にならないし、頼りになるはずの夫は赤ちゃんにほとんど関心がない。
こんなふうに思ってるの私だけなんじゃないか?というようなことを、作者はハッキリと「そう思っていいんだよ」と肯定してくれる。
エロ部分も含め、赤裸々すぎる…と思いながらも、すごく共感できた。
赤裸々!
2018/12/03 23:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まんまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
妊娠、出産は人それぞれ色々あるんだなとわかる一冊です!かなり赤裸々で自分もわかる部分があったので色んな方に読んで貰いたいです!
笑いながら読みました。
先手謝罪は私もやりがちな気がして気をつけたいと思いました。
出産前に読みました
2016/11/30 13:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:3にんきょうだい - この投稿者のレビュー一覧を見る
産後は忙しくなかなか読めませんが、
出産前に読んでいてよかった。
心が軽くなります。
出産・育児あるある!でストレス解消
2015/02/05 09:37
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ichigo - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の妊娠〜出産そして育児までを、自身の体やメンタルの変化にフォーカスして面白おかしく書き上げたマンガです。
旦那へのイライラ、人に言えないセックスのこと、おかしなママ仲間、子育てママに対する世の中など、母になればみんなが共感できそうな話を「稲中卓球部」のようなリアルでヘタウマなタッチで描かれています。
実際に私も妊婦のときに初めて手に取り、育児中の今もストレスがたまり読んでは「そうそう!」とひとりで頷いています。
ママだって人間
2016/12/17 10:54
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
妊娠したことある人には、「あるある」マンガなんでしょうけど、経験なしの人には、「そうなの?」的なマンガ。
ママと言うより、もうすぐマママンガです。
市民権を得るために。
2015/03/23 17:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は未婚で子供を産んだことがありませんが、近しい女性が出産を間近に控えているため、妊娠というものを理解したくてこの本を手に取りました。
そもそも自分自身が性欲というものに今のところ振り回されていないため、単純に、「そうなのか、そういうこともあるのか!」という、驚きが多くありました。身近なことというより、驚きの連続。
「妊婦らしからぬ」妊婦さんが今後市民権を得ることが出来ますように。
妊婦、母、という肩書きに関わらず、あらゆる人がその人らしく生き抜くというのは、社会との折り合いはもちろん、自分自身の無自覚を自覚する必要性含めて、相当の忍耐と頑張りが必要なんだな、としみじみ感じた一冊でし。