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花のノートルダム (河出文庫)
「ジュネという爆弾。その本はここにある」(コクトー)。「泥棒」として社会の底辺を彷徨していたジュネは、獄中で書いたこの一作で「作家」に変身した。神話的な殺人者・花のノート...
花のノートルダム (河出文庫)
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商品説明
「ジュネという爆弾。その本はここにある」(コクトー)。「泥棒」として社会の底辺を彷徨していたジュネは、獄中で書いたこの一作で「作家」に変身した。神話的な殺人者・花のノートルダムをはじめ汚辱に塗れた「ごろつき」たちの生と死を燦然たる文体によって奇蹟に変えた希代の名作が全く新しい訳文によって甦る。【「BOOK」データベースの商品解説】
神話的な殺人者・花のノートルダムをはじめ汚辱に塗れた「ごろつき」たちの生と死を燦然たる文体によって奇蹟に変えた希代の名作にして作家ジュネの獄中からのデビュー作が全く新しい訳文によって甦る。【本の内容】
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投獄中に書き溜めたジャン・ジュネ氏の特異な体験から生まれた名作です!
2020/07/01 10:01
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、1900年代のフランスの小説家であり、詩人であり、また劇作家でもあったジャン・ジュネ氏の作品です。彼の経歴は普通ではなく、18歳のときに外国人部隊に志願し入隊するものの、後に脱走してフランスを離れ、ヨーロッパを放浪し、この時、窃盗や乞食、男娼、わいせつ、麻薬密売といった犯罪を繰り返していたということです。そして、1942年、ついに中央刑務所に投獄されるという人生をおくっています。しかし、刑務所で書き溜めた詩集『死刑囚』を自費出版し、また、パリで作家ジャン・コクトーに自分の作品を読ませ、自らの文才を認めさせることに成功し、1944年には小説『花のノートルダム』が雑誌に掲載されます。同書は、そうした背景をもった作品で、ジャン・ジュネ氏の特異な経験、体験から出た生と死を燦然たる文体によって奇蹟に変えた名作です!