電子書籍
鉄道快適化物語
著者 小島英俊
鉄道開業から間もなく150年。この間、日本の鉄道技術は着実に進歩を遂げ、経済社会の変化に合わせて車両性能の追求のみならず、様々なサービスが開発・改善されてきました。本書で...
鉄道快適化物語
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鉄道快適化物語 苦痛から快楽へ
商品説明
鉄道開業から間もなく150年。この間、日本の鉄道技術は着実に進歩を遂げ、経済社会の変化に合わせて車両性能の追求のみならず、様々なサービスが開発・改善されてきました。本書では「快適化」をテーマに、日本の鉄道の進化の道筋を辿ります。安全性やスピードの向上はもとより、乗り心地の改善、座席・照明・トイレといった車内設備の進化、果ては憧れの豪華列車まで、快適化に向けたあらゆる工夫を語り尽くします。
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紙の本
第44回交通図書賞(一般部門)を受賞
2019/03/19 20:12
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
鉄道旅行サービスの進化の歴史を綴るユニークな一冊。所々に挿入される、その時々の鉄道利用にかかるエピソードが面白い。鉄道技術の進歩は「快適化」の歴史であるという観点から、日本の鉄道がどのように進化してきたかを書く意欲作。明治時代に誕生した我が国の鉄道旅行が、どのようにして苦痛に満ちたものから、愉しいものに変化していったのか、を紹介する。様々な鉄道技術の仕組みの解説や、明治から昭和期における文豪たちの紀行文が興味深い。威張る駅員に森鴎外がぶちギレたり、夏目漱石が汽車(しかも一等)の乗り心地の悪さは格別だと酷評したりするエピソードがユーモラス。トイレなしも切実で、我慢を強いられるだけでなく、運悪く罰金を科された気の毒な客もいたという。
紙の本
「快適化」をテーマに鉄道の歴史を振り返る画期的な書です!
2018/09/24 12:31
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、1872年の開業から間もなく150年を迎える鉄道業界の歴史を概観した画期的な書です。特に本書は、「快適化」をテーマに、近年注目を浴びている豪華列車の開発などにも触れ、鉄道ファンには見逃せない一冊となっています。これまで鉄道の歴史に関する本は数々出されていますが、「快適化」という一つのテーマから見た鉄道史はこれまでなかったように思います。鉄道ファンの方々にはもちろんですが、一般の人にも十分に楽しんで頂ける内容ですので、ぜひ、多くの方に読んでいただきたいと思います。