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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/07/23
- 出版社: 大和書房
- サイズ:21cm/121p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-479-39298-9
読割 50
紙の本
その道のプロに聞くふつうじゃない生きものの見つけかた
著者 松橋 利光 (著)
生きものカメラマン、自然公園職員、水族館学芸員、アクティブレンジャーなど、生きものに携わるさまざまな立場のプロが、「生きものの見つけ方」を紹介。写真を豊富に使ってわかりや...
その道のプロに聞くふつうじゃない生きものの見つけかた
生きものの見つけかた
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商品説明
生きものカメラマン、自然公園職員、水族館学芸員、アクティブレンジャーなど、生きものに携わるさまざまな立場のプロが、「生きものの見つけ方」を紹介。写真を豊富に使ってわかりやすく説明する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
松橋 利光
- 略歴
- 〈松橋利光〉水族館勤務ののち、生きものカメラマンに転身。著書に「日本のカエル」「てのひらかいじゅう」など。
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書店員レビュー
人気シリーズ第三弾!!
ジュンク堂書店ロフト名古屋店さん
「その道のプロに聞く生きものの…」シリーズの三作目が発刊された。
一作目の「生きものの持ちかた」で、かつてない斬新な発想で生きものにアプローチをした著者。二作目では伊勢海老やタランチュラ、スーパーで買ったあさりなど、飼えるなんて思わなかったペットの飼い方をガイドし、この三作目では、生物専門カメラマンの腕の見せ所とも言える「生きものの探し方」を伝授する。
たしかに、生きものを観察したくても対象を見つけられなくては話にならない。子どもの頃にはよく見つけられたはずだが、大人になると観察眼が鈍るのだろうか。生きものの生息場所、行動する季節や時間帯を把握することはもちろんだが、五感を研ぎ澄まして彼らの鳴き声や痕跡を探すことが重要だと著者は言う。
本書は、その探し方をカメラマンや自然公園職員、水族館職員、アクティブレンジャーといったプロたちが生きものごとに紹介する。登場するのは、ダンゴムシやバッタに代表される身近な生きものから、日常で目にするチャンスもなくはないタヌキやサル、さらには、南西諸島ではお目にかかれるハブやウミガメにトカゲモドキなどの珍しい生きもの。
どのプロも堅苦しくなく解説しているので、子どもから大人まで読むことができる。シリーズを通して感じることだが、生きものの表情を捉えた写真がとても良く、コメントに吹き出しを使うなどポップでユーモアに溢れている。
生きものに関心が薄い人でも、手に取りやすい一冊だ。
理工書担当 中村
紙の本
ほんものの「生き物探し」は楽しい。
2017/09/13 16:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
裏表紙のエノキの枝に集まっているカエルを見たら「え、こんな風に見つかることもあるの!」と驚き、できるものならみつけたい、と本書を開く。水族館職員、公園職員などの専門家も分担して「どこで見つけられるか」を解説。写真が多くて楽しくわかる。リアルに自分で探し、見つける楽しさを教えたい、というのが著者の意図であるが、それがよく伝わってくる。
ダンゴムシは「ひっくり返したらそこにいる」。アゲハの幼虫は「ホームセンターでも見つかる」など、こういった副タイトルをざっと見るだけでもポイントがわかる。「いついるか?」「みつけかた」などの短い説明もわかりやすい。
記事としては「南西諸島のいきもの」とか「海外編」とか身近でないものとか「バットディテクター」などの専門器具を使うものも出てくる。それでも近くで見つかりそうな生き物だけでも探してみたくなる。
本物の「生き物探し」は難しくないし、楽しい。そして「噛まれたら、刺されたら」の危険もリアルにある。それを知ることも大きな価値だと思う。ちゃんと注意を読んで試してほしい。
同じ著者の「生きものの持ちかた」「生きものの飼いかた」も面白かった。