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商品説明
ゼータの研究と普及を目的として1995年に設立されたゼータ研究所の、これまでの活動をまとめる。ゼータ研究所の日常報告、研究の実際、ゼータの歴史、セミナーや公開講座の記録などを収録。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
黒川 信重
- 略歴
- 〈黒川信重〉1952年栃木県生まれ。東京工業大学理学部数学科卒業。東京工業大学数学科教授。著書に「ゼータの世界」など。
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紙の本
現代数学のいたるところにゼータ(まえがき・目次)
2002/03/23 21:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
【まえがき】
ゼータは素数をまとめあげることから発生したものですが、いまや現代数学のいたるところに現れて、なくてはならないものになっています。前世紀末には、ゼータはフェルマー予想に357年振りの解決をもたらすまでに到りました。
ゼータ研究所は、そのようなゼータの研究と普及を目的として1995年10月1日に設立されました。以来6年が過ぎ、これまでの活動の一覧をまとめたものが本書です。
第1部「ゼータ研究所だより」はゼータ研究所の日常報告です。ゼータ惑星の風景を描いた「ゼータ風物誌」もお楽しみください。
第2部「ゼータ月報」には、やや詳しくゼータ研究の実際が記述してあります。
第3部「ゼータ歴史研究」ではゼータの歴史から創始者であるオイラーと20世紀を代表するゼータ研究者セルバーグを取り上げています。
第4部「ゼータ普及活動」は、若い人や一般の方々にゼータを普及するために行ってきたセミナーや公開講座の記録です。ゼータとは何かを見てください。
これらの報告からゼータ研究所の様子がわかっていただけるものと思います。
本書が読者の方々のゼータ探検の一助になれば幸いです。
2001年10月1日
ゼータ研究所設立6周年を記念して
黒川信重
【目次】
第1部 ゼータ研究所だより
第1号 クロトン2500年(黒山人重)
第2号 五角数定理の証明250年(梅田亨)
第3号 ゼータ山(黒山人重)
第4号 数学の問題と解答の多様性(黒川信重)
第5号 互いに素(梅田亨)
第6号 千年紀問題(黒山人重)
第7号 カシミールの数学(黒山人重)
第8号 1=0.99999999……(梅田亨)
第9号 対と間(若山正人)
第10号 絶対定数(黒川信重)
第11号 WIELとWEYL(梅田亨)
第12号 ゼータ研究所活動記録20世紀(若山正人)
第2部 ゼータ月報
円周率とゼータ(梅田亨)
ゼータで測るカシミール効果(若山正人)
ゼータと絶対数学(黒川信重)
離散と連続(砂田利一)
第3部 ゼータ歴史研究
オイラーの数学——『無限解析入門(I)』を中心に(黒川信重)
セルバーグの『ゲッチンゲン講義録』——セルバーグ跡公式の起源(黒山人重)
ラマヌジャン百年祭によせて(A.セルバーグ、黒山人重訳)
ラマヌジャンとハーディ——セルバーグの講演の「付録」より
(A.セルバーグ、黒山人重訳)
第4部 ゼータ普及活動
素数とゼータ関数(砂田利一)
素数の一般化とゼータ関数(黒川信重)
連分数と非ユークリッド幾何(若山正人)
類似の魅力(黒川信重)
あとがき
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