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- カテゴリ:一般
- 発売日:2014/02/27
- 出版社: 白水社
- サイズ:20cm/413,3p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09032-9
- 国内送料無料
紙の本
逃亡派 (エクス・リブリス)
「ブラウ博士の旅1・2」:人体の神秘に魅せられ、解剖標本の保存を研究するブラウ博士は、学会へ向かう途中、著名な解剖学者の未亡人から招待を受ける。亡き教授の仕事部屋には、驚...
逃亡派 (エクス・リブリス)
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商品説明
「ブラウ博士の旅1・2」:人体の神秘に魅せられ、解剖標本の保存を研究するブラウ博士は、学会へ向かう途中、著名な解剖学者の未亡人から招待を受ける。亡き教授の仕事部屋には、驚くべき標本が残されていた。「切断された脚への手紙」:若き日に出会ったスピノザを師と仰ぐフィリップ・フェルヘイエンは、ふとした怪我がもとで左脚を失っていた。優れた解剖学者となった彼は、あるとき、ないはずの脚に痛みを覚えるようになる。「逃亡派」:アンヌシュカは、難病の息子を抱えてモスクワに暮らしている。週に一度の外出で教会から帰る途中、地下鉄の出口で、たえず足ぶみしながら何かをつぶやく、奇妙ないでたちの女に出会う。「ショパンの心臓」:パリで没した作曲家ショパンは、自分の心臓を愛する祖国に埋葬してほしいと遺言を残した。姉ルドヴィカは、独立の気運が高まるポーランドへ向けて、弟の心臓を携え、冬の平原を馬車で渡っていく。ポーランドで最も権威ある文学賞“ニケ賞”受賞作。【「BOOK」データベースの商品解説】
【ニケ賞(2008年度)】太陽系モデル発見のその年、世界初の解剖図が出版された。天体と人体、2つの地図を人間が同時に描き出した歴史的偶然をモチーフに、時代や国境を越え、宇宙的イメージが絡み合う傑作長篇。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
オルガ・トカルチュク
- 略歴
- 〈オルガ・トカルチュク〉1962年ポーランド生まれ。ワルシャワ大学で心理学を専攻。セラピストを経て、文学を専門とする出版社Rutaを設立。以降執筆に専念。著書に「昼の家、夜の家」など。
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