紙の本
帯に納得
2020/04/23 21:56
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投稿者:マッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品の帯に「今の日本の現実を正面から」云々とありましたが、すでにこのような社会があるのではないか、と説得されているような作品でした。
紙の本
衝撃の三部作
2019/12/28 06:46
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投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
普通の犯罪小説のように見える、一見あまり関係性のない第一部、第二部に続く第三部で遂に謎の捜査機関「運三」の正体が明かされます。
電子書籍
警察捜査の「今」が見えます
2019/12/28 06:39
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投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
架空のセクション、警視庁総務部情報管理課運用第三部(通称「運三」)が高度情報化社会の犯罪捜査を浮かび上がらせます。
紙の本
ちょっと難しかったかな?
2022/08/06 23:23
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投稿者:ぶっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
題材がITなのもあってか少し読みづらかったかな。
でも、最終的にやるせない気持ちになるのは流石の誉田ワールド。
電子書籍
警察の
2021/09/07 03:53
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
裏事情をよく調べて書かれているような感じ……実際はどうなんだろう……。爆殺なんてこの国であるのか……と思いながら、読みました。まわりには、社会の底辺を生きる人たちがたくさん……。
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-おそらく、長い長い戦いに、なるのだと思う- 骨太作品。読みごたえ120%。第一部から、第三部まで、読み進めていくとどんどん事件が、人が繋がっていく。あー、そうだったんだ。ここに繋がるんだ。第三部、犯人と思われる人物と警察側の章が繰り返し綴られる物語の進め方は、誉田さんらしさ全開でした。
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ブクログのレビューはイマイチだったが、帯に惹かれ、買ってしまった。
第1章、第2章は全く別の登場人物による別の事件が描かれ、「ちょっと失敗したかも」と思ったが、第3章でタイトルでもある「背中の蜘蛛」に入ると、展開がガラッと変わった。
捜査一課管理官の本宮と、組織図にも載らない「運三」の係長に抜擢された上山の二人を中心に物語が進んでいく。
犯罪の巧妙な手口、プライバシーの可視化など、警察捜査を取り巻く環境は大きく変わっている。
その中で防犯カメラや、通信の傍受などは、やはり捜査の過程では必要悪にならざる得ないことを考えさせられる。
これまでは、人間臭い警察小説が多かった作者が、知的犯罪を描く違和感は少しあったが、帯にあるように読み終わった後に、いろいろ考えさせられる内容ではあった。
それにしても。
本宮の性格が最初と最後で、随分変わっているのが、すごく気になったのは私だけだろうか??
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今、世界のサイバー空間はとてつもなく拡大している。インターネットですら、その一部でしかなく、DarkWebに関わるものは、それを遙かに凌ぐという。嘘か誠か全世界のネット通信は8割が米国、1割が英国を通じてやり取りされている。つまりそれらの国が中身の9割を監視しているというが、ここまでは大筋では現実なのであろう。この小説では警視庁も米国から供与された技術を使い、非公式(総務部情報運用3課)に通信網を監視させ、ひそかに様々な事件の解決に役立てている。しかし捜査一課には容疑者候補?が上から伝えられるだけで、このような監視社会の仕組みになっているとは知る由もなかった。だが、一課の管理官本宮はいろいろ嗅ぎまわり運用3課が何をやっているのかを突き止めようとする。
様々な事案が出てくるのだが、最重要案件の本ボシには大いに感情移入できたこともあり、ワクワクして読むことが出来、大変楽しかった。個人的に犯人側に思い入れが出来た方が、良いミステリと感じる。
銀行・クレジットカード・証券等ネットで行うのが主流となっている現在、サイバー空間のセキュリティをある程度信用していないとどうにもならないが、これに仮想通貨が組み合わさり、金融取引が果たして安全なものなのか、もはや個人では判断できない世の中になってしまったと感じる。
前田姉弟がどのような結末を迎えるのか、想像できずドキドキしたが、結果は…
12月15日に直木賞候補に選定される。
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殺人事件の捜査が行き詰まる中にもたらされた「有益な情報」。それはどこから、誰から、もたらされたのか…。
情報管理社会の功罪について、考えさせられた。
今にもありそうな話にゾッとした。大筋では面白かったが、途中描写がおぞましすぎて、大幅に読む気を失った。
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アンソロジー『警官の目』で第1部の裏切りの日を読み続きが気になって読んでみた。面白く読みましたが、これが現実だったら怖い。でも今の世の中下々が気付かないうちにどうなっているかわからないね。
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誉田哲也の刑事モノということで、まぁ期待値通りではあるのだけど、ラストの虚無感もいつも通りということで…
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うーん、怖い話ではあるが人間味ある話でもあった。今の日本では「想い」とか、正義とか誇りとか絵空事なのか。。。どう生きるか、改めて思う。
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ダークウェブとか仮想通貨とかありふれた内容でがっかり。
ストーリーも退屈で斬新さはない。帯のコピーに騙された。
この著者も文庫落ち確定。
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監視社会、街中にいつの間にか多数のカメラがあって、盗聴のニュースも、よく報道される!でも、犯罪が起きると、防犯カメラの必要性を感じるし、もっと着けた方が良いのでは?とも思う事が…本当に怖い
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日本に忍び寄る、いやすでにもう蔓延しているネット社会の闇についての話。 携帯電話の盗聴、裏ネットの情報の取集を警察が行って、それを捜査に役立たせるとか。普通の犯罪捜査を行なっていた本宮警視がずっと疑問に思っていたことが現実になった。 それから出てきた、ネット情報を収集するスパイダーシステムの不具合によって、その足跡が明らかに。警察も合法ではないことを知っておこなっているため、あからさまに出来ず、こまった。 そんな話であった。