太閤暗殺 （双葉文庫）

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面白かった！！
まさかのラスト！
そして、佐和山主従が安定の佐和山！！
あの二人はどこに出しても恥ずかしい仲良しさんですね。←

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石川五右衛門の秀吉暗殺ネタとしては、やや暴力描写強めでしたね。
それでも途中までは、よくあるパターンとして読んでいたんですけど、最後に背負い投げを食らった感じ。
好印象ではあるものの、もうちょっと短くても良かったかなぁ。

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全1巻。
日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。
石川五右衛門が豊臣秀吉の暗殺依頼を受ける話。


なんだろ。
それなり。

石川五右衛門、出雲阿国、豊臣秀吉、
で、
五右衛門が千鳥の香炉を盗みに入った伝説と
暗殺計画を引っ掛けて。

登場人物と設定見ると
すごくワクワクものなのに、
それほど盛り上がらなかった印象。

ミステリーが売りのせいか、
人物の掘り下げは浅く、
登場人物に魅力を感じなかったのが一番の原因かも。
主人公の五右衛門にそんなに惚れない。
ヒーローっぽく書いてるけど
ヒーローっぽい活躍がない。
出雲阿国なんて重要っぽいけどちょい役で、
こんなんだったら出さない方が良かった。

で、
売りであるミステリーは、
どんでん返しの連続で結構ワクワクする。

が、
ミステリー本筋じゃない、脇道の事件のトリックに
なぜかすごくページを割いてる。

しかもトリックらしいトリックはそこの一点だけ。
なんで？って感じ。
一応そのトリックが
物語自体のトリックを暗示してはいるけども、
そこじゃねえだろうと。
トリックで魅せるシーンは。
しかも小振りだし。
トリック。


謎っぽく、熱っぽく書いてるけど、
なんかチグハグな印象で迫ってこなかった。
もったいない。

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秀吉に子、秀頼が産まれたため、甥である秀次の立場が危うくなる。
豊臣秀次の側近木村常陸介の命をうけた石川五衛門が秀吉の命を狙う

てな話やけど、ミステリーとしても歴史物としても中途半端かなと
真犯人は予想通りでした

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小説としては、まあ面白いとは思いましたが、やはり史実とかけ離れており、話しに迫力がなかった。
ネタバレの部分で、何故秀吉自身が自分で五右衛門に依頼しなければならないのかが、よくわからないし、共感できない。

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ふっと本屋で手にとって一気読み。
もっとさくさく読めるタイプかと思いきや前半は少し手間取った。伏見城潜入あたりからはぐいぐい引き込まれて頭の中で映像化しやすく、エンターテインメント作品としておもしろい。
歴史として、秀次一派の結末を知っているだけにどうなるか、と思って読んでいると、なんだかすごく悔しい気持ちになる。石川五右衛門の放った短刀は、なんだか歴史を知る人の気持ちにつながると思う。
太閤秀吉を嫌いになりやすい書き方をしている。掌に踊らされた人たちが憐れではあるけれども、ここまでしなければ下剋上するようなことはできないだろうな、と思わされる。

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よく知られた歴史の裏側では実はこんな事があった（かも知れないけど史実には一切残されていない） “架空歴史秘話” 的なお話が好きな人ならば充分に楽しめるのではないかと思いました♪
「そんな歴史は無かった」、「史実と違うじゃないか」と、その時代の人でも当事者でもないのに言い切ってしまって最初から毛嫌いしてしまうようなタイプの人には決してオススメ出来ません （基本､物語･小説好きな人ならそういうことはないと思うので大丈夫かとw）｡

序盤～中盤までは展開がそれほどドラマチックではない（アトで考えればプロットが少し破綻している箇所もチラホラ　＆　誤植がそこここにあって気になるw）ので､物足りなさもあるかも、ですがそこは終盤の盛り上がりへの伏線、ということで納得する…ことが出来るかどうかが､この作品を好きになれるかどうかの分かれ道？とも思えます｡
私は､京都所司代　前田玄以　がやけに渋くカッコ良く描かれている､という意外な着眼が､中々に気に入ってます♪

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一口で言えば、豊臣政権末期の世界を舞台に展開する、「腕利きテロリストVS対策班の面々」という趣の物語である…“事件”の「真の黒幕」がやや意外であるという“落ち”も在る…
こういう作品を読むと、「“時代物”は“ファンタジー”である」と思う。“ファンタジー”というのは、決して「何でもありの御伽噺」ということでもない!!「○○時代のモノ」というような制約こそ在るものの、“史実”として伝えられていることや、その行間から想像し得ることを糸口に、どんどん物語を創造出来るという意味だ…
「密かに殺害する」から“暗殺”で、それをやり掛けて巧く行かなければ“暗殺未遂”だ…史上には「実は暗殺?」というような出来事が、きっと多く在るであろうし、誰かが誰かの暗殺を企てて巧く行かなかった例は更に多く在ることであろう…“太閤”…正しく「立志伝中の…」という、戦国時代の締め括り辺りで活躍した人物なのだが、晩年は「暴虐な独裁者」とでもいうような貌も見せている…創作である本作のような事件が起こっていても、決して不思議ではない…

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秀吉の暗殺を依頼された五右衛門と
それを阻止しようとする前田玄以・石田三成のバトルが中心だが、
結末あそう来るのかと、旨く騙された。

史実通りなのかそうｄなのか気になるところだが、
なるほどと納得できる感じ。

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歴史フィクション。ミステリー色の強いストーリーを期待してたが、陰謀と冒険活劇のようなストーリー展開。
黒幕もオチも予想がつくし、大きなどんでん返しも少なかった。
期待とは少し違ったが、読みやすい。スパイ物を戦国時代を題材にした感じ。

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面白かった。先が気になって気になって。
特に後半。今までの謎とかがガガーっと
解決に向かって行くなかで起こる仕掛けが
楽しい。
なーるほどーって思った。

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秀吉VS秀次。秀次側が秀吉暗殺を石川五衛門に依頼しその攻防戦。中盤で山もあり歴史好フィクションでも大丈夫な人は楽しめるのでは、でもラストは無理くり感。

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おもしろかった！
フィクションですが、史実の大きな出来事は動かしていないところがいいな、と。
お捨（のちの秀頼）が生まれてデレデレな秀吉が、秀次を関白にしたことを後悔するところから、秀次が処断されるまでの間の物語。

やー、最後の数ページまで、はらはら。
個人的には島左近が出ていて（ほんの少しですが）、テンション上がりました。笑