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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/03/27
- 出版社: 平凡社
- サイズ:19cm/251p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-582-83919-7
読割 50
紙の本
タイポグラフィ・ブギー・バック ぼくらの書体クロニクル
著者 正木 香子 (著)
あの書体でなければ、あの名作は生まれなかった−。雑誌、マンガ、書籍、CD、テレビなど、さまざまなメディアの「書体」から、1990〜2010年代の30年を読み解く。『ウェブ...
タイポグラフィ・ブギー・バック ぼくらの書体クロニクル
タイポグラフィ・ブギー・バック
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商品説明
あの書体でなければ、あの名作は生まれなかった−。雑誌、マンガ、書籍、CD、テレビなど、さまざまなメディアの「書体」から、1990〜2010年代の30年を読み解く。『ウェブ平凡』連載等に書き下ろしを加え書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
活版や写植からデジタルフォントへ、文字印刷が急激な変化を遂げた平成の30年間。雑誌、マンガ、CD、テレビ……多様なメディアの書体の変遷から時代を読み解く。【商品解説】
著者紹介
正木 香子
- 略歴
- 〈正木香子〉福岡県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。文筆家。著書に「本を読む人のための書体入門」など。
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紙の本
思ってたよりも面白かった
2023/06/05 01:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
書体に魅せられた書体マニアな著者が、写植活字からデジタルフォントへ移り変わっていく平成のタイポグラフィの変遷を、自分の体験と共に語るエッセイ。
ものすごい勢いでポンポン書体名が出てくるし、合っているかどうかも作者の主観による判断も多いので、似たような感性の書体マニアでないと全体としての賛否は分かれると思うが、かなり興味深い話も出てきて面白かった。
名前は知ってる書体もたくさん出てきたから私はそこまで読みにくくなかったのもある。
第一章?の漫画の書体の話、二章のモスバーガーが自社出版していたモスモスという小冊子、三章の歌詞カードや小説などの、実際に書体が変更になった場合にどのように印象が変わるかを比較した話辺りは結構楽しかった。
モスモスぜひ復刻してほしいんだけど、モスーバーガーさんまとめて書籍化してくれないだろうか。
昔の文庫のオールドスタイル的な旧字書体は、私は読みにくい派なのだけど、作者みたいに下手に知識があって書体の細かな違いがわかってしまうと、読みやすいか否か以外の基準でも引っかかってしまってなかなか物語に没入できなさそう。
知識の有無も良し悪しだなぁと思う。