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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/08/26
- 出版社: 法政大学出版局
- サイズ:20cm/180p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-588-01133-7
紙の本
抹消された快楽 クリトリスと思考 (叢書・ウニベルシタス)
著者 カトリーヌ・マラブー (著),西山 雄二 (訳),横田 祐美子 (訳)
快楽の器官として長らくその存在を隠蔽されてきたクリトリスは、これまで女性に向けられてきた様々な暴力を記憶している。権力と支配に抵抗するアナーキーとしてクリトリスを論じ、ラ...
抹消された快楽 クリトリスと思考 (叢書・ウニベルシタス)
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商品説明
快楽の器官として長らくその存在を隠蔽されてきたクリトリスは、これまで女性に向けられてきた様々な暴力を記憶している。権力と支配に抵抗するアナーキーとしてクリトリスを論じ、ラディカル・フェミニズムの思考を刷新する。【「TRC MARC」の商品解説】
生殖器官たるヴァギナに対し、快楽の器官として長らくその存在を隠蔽されてきたクリトリスは、これまで女性に向けられてきたあらゆる種類の暴力──性器切除、レイプ、フェミサイド、ハラスメントを記憶している。デリダらによる男性中心主義批判の彼方で、哲学はクリトリスの快楽を肯定できるのか。権力と支配に抵抗するアナーキーとしてクリトリスを論じ、ラディカル・フェミニズムの思考を刷新する。【商品解説】
目次
- 1 さまざまな抹消
- 2 女神のようなもの(ニンフ1)
- 3 性のないイメージ──ボッカッチョ、ヴァールブルク、アガンベン(ニンフ2)
- 4 存在のないナジャ、「愛の対象たる女」に関する短評(ニンフ3)
- 5 政治的解剖学
- 6 シモーヌ・ド・ボーヴォワールによる「性的実存」
- 7 ドルト、ラカンと「関係」
- 8 「女性器とはクリトリスである」、カルラ・ロンツィと差異のフェミニズム
- 9 リュス・イリガライ「女は閉じても開いてもいない」
- 10 「罪なき女性器に対する愛情と敬意とともに」
著者紹介
カトリーヌ・マラブー
- 略歴
- 〈カトリーヌ・マラブー〉1959年アルジェリア生まれ。イギリス・キングストン大学教授。著書に「わたしたちの脳をどうするか」「ヘーゲルの未来」など。
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