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政党支配の終焉 カリスマなき指導者の時代 (サピエンティア)
なぜ政治改革は失敗したのか? 莫大な資産とマスメディアを武器に、首相となったベルルスコーニ。伝統ある既成政党は壊滅し、パフォーマンス政治家がはびこるイタリアの政治をとりあ...
政党支配の終焉 カリスマなき指導者の時代 (サピエンティア)
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商品説明
なぜ政治改革は失敗したのか? 莫大な資産とマスメディアを武器に、首相となったベルルスコーニ。伝統ある既成政党は壊滅し、パフォーマンス政治家がはびこるイタリアの政治をとりあげ、民主主義の問題をあぶりだす。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 序論 一〇年後
- 第Ⅰ部 もはや政党は存在しない
- 第1章 沈黙のスパイラル
- 第2章 恐竜の没落
- 第3章 ルソーの亡霊
- 第4章 アメリカのフロンティア
- 第5章 イギリス労働党の雪辱
- 第Ⅱ部 指導者の復活
- 第6章 パーソナル・パーティ
- 第7章 民主主義の時代の「君主」
著者紹介
マウロ・カリーゼ
- 略歴
- 〈マウロ・カリーゼ〉1951年ナポリ生まれ。ナポリ・フェデリーコ二世大学社会学部教授(政治学)。国際政治学会Web Portal for Electronic Sources部会長。
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優れた政治分析の書
2015/10/10 00:14
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投稿者:タヌ様 - この投稿者のレビュー一覧を見る
はやいものでカバー画の顔はベルルスコーニ氏であり、今は首相の地を滑り落ちて政治的立場は弱体化してしまっている。
ロバート・パットナムに指摘されるように、イタリアは興味尽きない政治の世界である。南北で差のある自治、新たな政治文化のメルティングスポットであり、今回はベルルスコーニ氏に代表されるとトップダウン型に組化され報道機関を押さえ世論動向に響く象徴的な政策の提唱による勢力拡大のパーソナルパーティ路線の成功が特徴となっている。
分析と論述は冷静であり、捉え方の巧みさを身に付けた著者の政治分析は優れている。また前提知識は必要なくく読みやすい。