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上杉謙信
著者 山田邦明
越後を治めた戦国大名。父長尾為景の死後、兄晴景のあとを継ぎ春日山城に入る。関東管領の上杉氏を助けるため、しばしば関東に出兵し、やがてその姓と職を譲られる。信濃進出を狙い、...
上杉謙信
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上杉謙信 (人物叢書 新装版)
商品説明
越後を治めた戦国大名。父長尾為景の死後、兄晴景のあとを継ぎ春日山城に入る。関東管領の上杉氏を助けるため、しばしば関東に出兵し、やがてその姓と職を譲られる。信濃進出を狙い、武田信玄と川中島で対決。能登を攻め、織田信長を撃破。関東出陣を目前に病没する。謙信発給の書状などから生涯を描き出し、領国統治の実態や信仰、人柄に迫る。
目次
- はしがき/偉大なる父―長尾為景の功業(父と母、兄と姉/越後長尾氏の足跡/長尾為景の興起/戦国大名長尾為景の外交/内乱とその収束)/長尾景虎の登場(晴景から景虎へ/新政権の船出/長尾政景との戦いと和睦/関東と信濃への出陣/一度目の上洛)/出奔事件とその前後(国衆たちの争い/二度目の信濃出陣/天室光育に託した書状/出奔事件の結末/三度目の信濃出陣)/疾風怒濤―小田原攻囲と川中島(二度目の上洛/最初の越中出兵/二度目の関東出陣/小田原城攻囲と上杉改姓/川中島の激戦)/一進一退―北条・武田との綱引き(連年の越山/諸城攻略/関東と信濃/下総臼井城の敗戦)以下細目略/苦境から光明へ―越相同盟成立まで/関東と北国、二つの進路/人と領国の統轄/信仰と文事
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紙の本
伝記の王道・人物叢書が満を持して発行した最高傑作
2020/09/03 20:39
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:三度の飯より戦国史 - この投稿者のレビュー一覧を見る
とうとう出したかと言いたくなるような書籍。武田信玄に関する書籍は多いが、上杉謙信は最近になって良書(今福匡「上杉謙信」)が出たぐらいで、未だに軍神伝説が語られているのが現場。そんな中で出版したことは大きな意味があるだろう。
まず、書籍の重さといい、内容といい、申し分ない。矢田俊文氏の「上杉謙信(ミネルヴァ日本評伝選)」はわずか200ページほどしかない上にその大半が父の長尾為景などにページを割いてしまっている。しかし、この書籍ではまさにその問題点を改善したような内容になっている。さらには、最新の研究でわかった事実まで反映されている。もはや非の打ち所がないだろう。
紙の本
上杉謙信
2022/10/29 13:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
上杉謙信について、最新の資料解釈や知見によって解説した本。書状などを現代語訳もつけて引用しているので、人間性などもうかがえるようになっている。時系列で記述した後に、信仰や事務方の家臣などトピックごとにまとめて記述してあるので、面白かった。