世界の美しい橋

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古の橋から現代の橋までいろいろ。
並行して「怖い橋の物語」を読んでいた。両方に出てくる橋はあまりないけど、写真を見ているとどんな橋にもきっとなにかの物語があるんだろうなぁ・・・と思えてくる。
ぜんぶの橋に、すこしでいいからキャプションほしかったな。

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サンフランシスコのゴールデンブリッジ、ロンドンのタワーブリッジ、マジソン郡の橋など有名な橋から、面白い形の橋など色々紹介されている。
橋は普段の生活に密接に関わっているのだと改めて感じた

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少なくとも4箇所、写真とキャプションが違うものがあったのが残念。このシリーズの図書館を題材にした本でもミスがあったので、編集に愛がないんだなぁと。
・ジョージ・ワシントン・ブリッジ → マンハッタン橋
・潤揚長江大橋 → 鸚鵡洲長江大橋
・永楽橋 → 西瀛虹橋
・明石海峡大橋 → 南備讃瀬戸大橋

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美しい写真集です。
合間に特集があり、映画に登場した橋や変わった橋など載っています。

驚いたのはインドの生きている橋。増水時に橋が流されないよう、インドゴムノキの木の生きた根を年月かけて複雑に編み込んでいるとのこと。

先人の知恵は素晴らしいですね。

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世界の美しい橋、とても美しいのである。
溜め息ものである。
いろいろな橋の種類はあるけれど自分の中で凄く惹かれるのは、アーチ橋である。

スペインのローマ橋は石造アーチの世界文化遺産。
しっかりとした石造で、アーチの多さにも驚く。

イギリスのアイアンブリッジは、渓谷に架けられていて水面に浮かぶ円と木々のグリーンが、美しい。
世界初の鉄製で、こちらも世界文化遺産。

ドイツのラコツ橋は、公園内の湖に架かるアーチ橋で、水面に映る姿の円は、描かれているようでまさに絵画を観ているようである。
別名「悪魔の橋」。

フランスのアレクサンドル3世橋は、アールヌーボー様式の街灯に女神や天使の彫刻が、惚れ惚れする。
こちらは鋼製のアーチ橋。

ドイツのスリンキー・スプリング・ブリッジは、ばね状の玩具スリンキーをモチーフにした歩道橋でとても変わっていて面白い。

映画に登場した橋なども掲載してある。
「スタンド・バイ・ミー」〜ブリットン湖の鉄橋
「マディソン郡の橋」〜ローズマン・ブリッジ
「戦場にかける橋」〜クウェー川鉄橋

日本の明石海峡大橋は、世界最長の吊り橋。
確かにこの橋ができてから四国へ帰省する時には、瀬戸大橋ではなく、この明石海峡大橋から大鳴門橋へと渡ることが多くなった。

京都の渡月橋も何度か渡っている。
写真で眺めているとまた出かけたくなった。

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写真集なので橋の美しさはもちろんなのだが、これらの橋がつないでいるものは何だろう？と考えると面白くなってきた。

集落をつないで人が交流する、水を通す、景勝地の景色に溶け込み一体化した橋、、、時を経て役割を変えた橋もあるのだろう。鉄、石、木、生きた植物と橋の素材によってもナラティブは変わりそう。

ちなみにヨーロッパ暮らしの時に訪れた橋がいくつか出てきた。また橋を渡りたい。