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紙の本
妖怪の誕生 超自然と怪奇的自然の存在論的歴史人類学
著者 廣田 龍平 (著)
18世紀末から現代までの自然/超自然、近代/非近代をめぐる議論、日本の知識人の言説や学知を渉猟し、現代の妖怪概念の生成過程を丁寧に分析。妖怪と妖怪研究の関係性を、存在論的...
妖怪の誕生 超自然と怪奇的自然の存在論的歴史人類学
妖怪の誕生
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商品説明
18世紀末から現代までの自然/超自然、近代/非近代をめぐる議論、日本の知識人の言説や学知を渉猟し、現代の妖怪概念の生成過程を丁寧に分析。妖怪と妖怪研究の関係性を、存在論的転回の人類学の視点から批判的に検証する。【「TRC MARC」の商品解説】
妖怪研究の存在論的前提を問い直すために、主に18世紀末から現代までの自然/超自然や近代/非近代をめぐる議論、日本の知識人の思想などを渉猟して、現代の妖怪概念が生成してきたプロセスを丁寧に分析する。妖怪研究の再構築を試みる野心的な研究成果。【商品解説】
目次
- 序章 妖怪学の存在論的前提
- 1 本書の目的
- 2 本書の対象
- 3 概念の超自然的性格
- 4 学史における存在論的区分
- 第1部 妖怪と超自然の近代
- 第1章 超自然概念をめぐる論争
- 1 自然概念の多様性
- 2 超自然概念の有効性
- 3 超自然概念の批判
著者紹介
廣田 龍平
- 略歴
- 〈廣田龍平〉1983年生まれ。法政大学ほか非常勤講師。専攻は文化人類学、民俗学。
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妖怪の存在を否定するのは簡単だが
2022/08/02 13:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
何気なく手にした本が妖怪関係の本だったということが最近多い、巷に静かな妖怪ブームが起こっているのか、私の妖怪好きが覚醒したのか、明治の研究者たちが「天狗なんて存在しません、迷信です」と訳知り顔で唱える中、柳田國男先生は幽冥論を唱えていた、この論こそ、わが意を得たり、面白い
電子書籍
妖怪
2024/03/17 17:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hamu - この投稿者のレビュー一覧を見る
妖怪とはどうして生み出されてきたのか、いろいろと客観的に考えられておもしろかったです。シリーズでほしい。