「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
秀吉研究の最前線 ここまでわかった「天下人」の実像 (歴史新書y)
著者 日本史史料研究会 (編)
人生前半はプラス、人生後半はマイナス、こうした秀吉像は正しいのか? 多様な人材を登用し、臨機応変に混乱を収めていく秀吉。最新の研究によって、後世に歪められた秀吉像に大幅な...
秀吉研究の最前線 ここまでわかった「天下人」の実像 (歴史新書y)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
人生前半はプラス、人生後半はマイナス、こうした秀吉像は正しいのか? 多様な人材を登用し、臨機応変に混乱を収めていく秀吉。最新の研究によって、後世に歪められた秀吉像に大幅な変更を迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
豊臣秀吉に対する現状分析はここまですすんだ!最新の研究成果を一挙公開します。【本の内容】
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
期待外れでした。
2015/09/13 14:23
6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
「信長研究の最前線」が面白かったので、本書も店頭で見かけるや、即買いしました。
内容は、「現在の秀吉研究の到達点」を16項目のテーマに絞り、4部構成とし、一つのテーマが20ページ程度で、まとめてあります。刀狩は武士と百姓の身分を明確化させるための政策だった(120ページ~)、実は家康も対外戦争を辞さないほど強硬的だった(192ページ)、秀吉は商人だった(265ページ)、太閤検地は軍役賦課基準のために実施された(304ページ)、秀吉と家康は対立(警戒)していたわけではなかった(295ページ~)等々、興味深い話もありましたが、「信長研究の最前線」と比べると、サプライズはあまりありませんでした。
信長の場合、一般に流布しているのは、逆説シリーズの小説家のような自称歴史家により神格化された虚構の信長像です。したがって、虚構の信長とリアルな信長との乖離が大きく、結果、驚くようなテーマが多かったのだと思います。
一方、秀吉の場合、明確に歴史の表舞台に出てくるのは後年ですので、関心の高い前半生は史料も限られ、研究対象になりにくいということもあるのでしょうか。本書は、秀吉の前半生を言及しているテーマはほとんどなく、本能寺の変以降の秀吉の政策がテーマのほとんどを占めていました。中でも第1章は、いきなり極めて退屈な章ですので、読み進めるのに我慢が必要でした。
秀吉の一生を考察した本としては、本書のはじめにを書いている渡邊大門氏著作の「秀吉の出自と出世伝説(洋泉社新書)」の方をお勧めします。
紙の本
「へうげもの」の方がすごい。
2015/10/28 20:13
3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
研究者が書いているので信用はできるが、真新しさはない。意外と文章は練れていて近年の研究者は文才もあるなと感心はしたが、「ひょうげもの」の方が十倍参考になった。