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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.2
  • 出版社: 中央法規出版
  • サイズ:19cm/222p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-8058-2852-6

紙の本

私の手になってくれたあなたへ

著者 小山内 美智子 (著)

ひとりでは食事をすることも動くこともできない全身性身体障害者の著者は、結婚、出産、離婚も経験した。ベストセラー「あなたは私の手になれますか」から10年、母が天国へ行って5...

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私の手になってくれたあなたへ

税込 1,540 14pt

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商品説明

ひとりでは食事をすることも動くこともできない全身性身体障害者の著者は、結婚、出産、離婚も経験した。ベストセラー「あなたは私の手になれますか」から10年、母が天国へ行って5年。母の思い出を中心に綴る。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

小山内 美智子

略歴
〈小山内美智子〉1953年北海道生まれ。「札幌いちご会」を結成、「社会福祉法人アンビシャス」開所。口述筆記により活動を続けている。著書に「あなたは私の手になれますか」などがある。

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みんなのレビュー1件

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評価内訳

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紙の本

ずっと迷い続けながら、関わり続けるのがコタエ

2008/12/17 22:14

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

小山内美智子さんのケアについての2冊の本、
『あなたは私の手になれますか』と『私の手になってくれたあなたへ』を
続けて読んだのは、専門学校で障害者福祉論を1コマだけ教えていた頃
(今から1年半くらい前)です。

『あなたは私の手になれますか』は1997年に出版されています。

その頃からすでに私も障害のある人とかかわりがあったので、
この本のことは聞いたことがありました。

でも、タイトルのメッセージが強かったので、
ちょっと恐い気がして、手を出せなかった1冊でした。

そして、『私の手になってくれたあなたへ』は2007年。
出てから4ヶ月くらいで手にしました。

かたや10年してやっと手にして、かたや出てすぐに手にした本。

著者の中では10年の時間が流れていて、
でも読んだ私の中では2日ほどの時間で、
それが不思議な感じでした。

小山内さんは脳性まひの当事者。

結婚、出産、離婚などの自身の経験を元に書いたエッセイが
多数ある方です。

障害のある人の性についても、当時それは日本では早すぎると
言われながらも、勇気をもって書いた方です。

文章は最初は、足でひらがなタイプで書いていたのですが、
次第に障害が重くなって行き、首の手術も経て、
現在は口述筆記で原稿を書いています。

歳を重ねて、障害が重くなって、
それでも伝え続けるために、書き続ける。
全身で生きて言葉を綴っているという気迫がこもった文章です。

2冊を続けて読んで、10年で変わったことについても考えさせられました。

小山内さんはお母さんを亡くされました。
お母さんの臨終の場に立ち会っています。

この『私の手になってくれたあなたへ』に、
お母さんとの思い出や
ご自身の生い立ちが書かれているのは、
その影響もあると思いました。

関わってきた運動のこと、家族の内情のことも
赤裸々に語ります。

歳を重ねて出てきた体の悩みも正直に綴っています。

便が出にくくなったこと、更年期障害、白髪。

障害があることでさらに重さを増している
年齢という事実がここにあります。

歳を重ねるごとに復讐心が減っていると書いている彼女は正直者です。
強い情念がすべてを支えてきたような。

息子さんの進路についても彼女の思いが影響している
エピソードが出てきますが、そこにも深い親子の絆を感じます。

「私はあなたの手になれますか?」は、
介助者に対する究極の問いです。

きっとこの問いには、簡単に「はい」とは言えないし、
かといって開き直って「いいえ」も言えない。

ずっと迷い続けながら、関わり続けるのがコタエのような気がします。

違う人間である以上、介助者は意見を持たず、
なんでも当事者の言いなりで介助するわけではありません。

でも、介助者は自分の意見を当事者に押し付けてはいけないのです。

自分のことを決めるのは、当事者です。

障害当事者がずっと言い続けている言葉の一つに
「Nothing about us without us
(私たちことを私たち抜きに決めないで)」があります。

これは、もともとは、CBR(Community Based Rehabilitation)
(地域に根ざしたリハビリテーション)の教科書とも言われる
冊子のタイトルなんですが、
今では運動のキャッチフレーズになっているのです。

自分のことを自分がいないところで勝手に決められたら、
誰でもいやだと思うのです。

障害のある人はそれをずっとされ続けてきて、
それに対してNoを言っているのです。

世界でも国内でも運動のときに障害のある人が言い続けているのは、
「Nothing about us without us」です。

これを言わせ続けてはいけないのです。

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