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- カテゴリ:一般
- 発売日:2024/01/04
- 出版社: 築地書館
- サイズ:20cm/380p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8067-1661-7
- 国内送料無料
紙の本
計測の科学 人類が生み出した福音と災厄
私たちはさまざまなものを計測し、世界を理解しようとする一方で、知性や嗜好といったものまで数値化し、選別の手段としている。計測が私たちの住む世界を作っただけでなく、私たち自...
計測の科学 人類が生み出した福音と災厄
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商品説明
私たちはさまざまなものを計測し、世界を理解しようとする一方で、知性や嗜好といったものまで数値化し、選別の手段としている。計測が私たちの住む世界を作っただけでなく、私たち自身をも作りあげてきたことを描く。【「TRC MARC」の商品解説】
「タイムズ」紙サイエンスブック・オブ・ザ・イヤー選出!
「ニューヨーカー」誌2022 年ベストブック選出!
「ロサンゼルス タイムズ」紙 書籍賞 科学 & テクノロジー部門ファイナリスト!
キュビットからキログラム、ミリメーターから光の速度に至るまで、
計測することは、人間が世界を理解するために発明した強力なツールだ。
科学と社会史に関するこの啓示的な作品で、著者はその隠された世界に飛び込み、
ナイル川の年間を通しての深さを測定することが重要な任務であった古代エジプトから、
フランス革命におけるメートル法という知的起源にまで読者を誘う。
そしてメートル法とインチ・ヤード法との間の驚くほどの対立から、
現在のGoogleなどによる「数値化された自己」の時代まで、
あらゆる場面で計測がもたらす政治的影響を鋭く捉えており、
測定が抑圧と統制のツールとしてどのように使用されてきたかを科学的に探求する。
本書は、計測が、私たちの世界経験とどのように深くかかわっているかだけでなく、
計測の歴史が、人類の知識の探究をどのように包み込み、形作ってきたかを、
余すところなく描く。【商品解説】
目次
- はじめに
- キログラムの定義見直し
- 計測するのは人類だけ
- 権威を増す計測
- 不均衡の解消
- 偽りの客観性
- 第1章 文明の発展と計測
- ナイルの豊かさを計測する
- 文字と数と計測の発明
著者紹介
ジェームズ・ヴィンセント
- 略歴
- 〈ジェームズ・ヴィンセント〉ロンドン出身。ジャーナリスト兼ライター。『The Verge』のシニアライター。
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