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文庫

紙の本

『エロイカより愛をこめて』の創りかた (マガジンハウス文庫)

著者 青池 保子 (著)

『エロイカより愛をこめて』の創りかた (マガジンハウス文庫)

税込 880 8pt

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みんなのレビュー11件

みんなの評価4.2

評価内訳

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紙の本

「漫画家」として生きるということ

2010/03/29 21:13

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たぬぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供の頃、プリンセスを縁側で読んでいた。
どんな漫画が掲載されていたか思い出してみて、一番最初に浮かぶのが「イブの息子たち」だ。
思えばオマセな小学生だった。
「イブの息子たち」が1976年春に始まり、「エロイカより愛をこめて」が冬に始まる。
中学生の頃、友人達と少佐の似顔絵を描き、セリフを真似た。

連載が途中、中断されたのと同じように、私も漫画を読まない時期があった。
多くの人がそうではないか。仕事や家庭に追われ、いつしか「漫画=昔ハマったもの=過去形」になってしまう。
そしてある日ふと、「あの懐かしい漫画、最後はどうなったんだろう」と思い出し、本屋へ行く、または検索をかける。
まだ連載されてると知った時の驚きと喜びときたら!

前置きが長くなったが、少女(少年)の頃「エロイカ」にハマり、大人になって再会した人に、特にこの本を薦めたい。
(もちろん、ずっと連載を追いかけているファンはもちろんだ)

私達が生活に追われている間、青池氏はずっと描き続けていた。
彼女の生活は、漫画そのものなのだ。
氏の今までの苦労、情熱、印象深い出来事、家族の思い出がこの本に書かれている。
そこには私達の知らない、生身の人間がいる。

もちろん、「あのシーンにはそんな裏話が」などなど、ファンにはたまらない話もたっぷり。
若き日の部長とミスターLのイケメンぶり(これには正直、驚愕)など、登場人物のクスッと笑える挿絵もたっぷり。
なんという遊び心!

最後に、心に残った文章を。

<大切なのは題材に対する敬意だ。漫画だからといって、いい加減な扱いは失礼だし自分の仕事を貶めることになる。
題材に関連する資料をできるだけ多く集めて、間違いのない知識を得たい。
そこから新たなアイデアも湧く。想像力を駆使して自分流の漫画を創作するのはそれからだ。
手抜きのない基礎工事の上にこそ、堅牢な創作世界が構築できるのだ。>第13章より

青池氏の、コマの隅々までミッチリと描き込まれた美しい作品はこういう信念から生まれている。
感嘆すると共に、どうかどうかいつまでもお元気で、と祈らずにはいられない。

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紙の本

たしかに定規を使うと八頭身なのですが、でも見た目には六投身、っていうか、カオ、デカッ!で、これが漫画史に残る傑作だとは知りませんでした。いやはや、漫画と縁を切ったのがあまりに鮮やか過ぎて完全においてけぼりになっていたんですねえ、ワタシ・・・

2010/01/16 21:29

14人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

マガジンハウス文庫文庫が初めてなら。青池保子を読むのも初めてです、っていうかウン10年ぶり。私は自分でも漫画を描いていたことがあって、それなりに絵は上手だったんですが、なにせ話を作るのが下手で、大学受験をきっかけに漫画の世界から足をきれいに洗ってしまいました。だからその頃数冊、読んだ青池保子作品ともそれきり。あとは小説街道まっしぐら。

ま、私は性格のせいもあって、スッパリ切ってしまわないと、ズルズルあとを引くほうなので、以来、漫画を手にすることもありませんでした。だから少女漫画史に残るヒット作『エロイカより愛をこめて』も全く知りません。娘たちが読んでいる気配もない。だから私の中では青池は「もう引退しているんだろうなあ」ってことになっていました。

で、今回は青池のの名前もありましたが、なぜかカバーの顔のでかい男が気になって、この本を手にしました。基本的に過去は振り向かない私ですが、懐かしさもありました。でも驚きが大きい。だって、でかいです、男の顔。本文の中で、青池は
              *
残念ながらもう12頭身の絵は描けません。今、それを描いたら「オバケ」です。
「短足になった」という非難もある。昔の絵に比べれば確かに短足に見えるが、全身の2分の1は足に割り当てているから、バランスはとれているはず。いつも全身像は定規で計って身長を頭身で割り、きっちり8頭身になるように描いている。
              *
と言っているんですが信じられない。気になるので自分でも計ってみたらどうも本当らしい。でも、印象は、顔デカ! です。なんだかガキデカ、思い出します。いやあ、タイムスリップだな、これって。山上健一なんて、もう漫画家じゃなくて小説家になっちゃったし。でも、売れてはいないようだけど・・・

それに顔が今風じゃありません。いや、ガキデカじゃなくて青池描くところの少佐や伯爵なんですけど。これって昔の作品じゃなくて現役なんですよね。うーん、なんだかなあ。でも、ロバート・プラントを描いた39頁の絵だけはギリギリ今でも通じる。で、どうも八頭身よりもっと頭身数があるような。顔の幅のせいか、鼻の異様な高さ、口の大きさ、それともオカマ風の髪型のせいか・・・

ちなみに、青池が『レッド・ツェッペリン』と並べて『エマーソン・レイク&パーマー』の音楽を好きだと書いてあるのを読んで、思わず手を叩いてしまいました。そうですよねえ、パンクよりハードかプログレのほうがいいですよねえ、ロック。ちなみに、ピンク・フロイドやディープ・パープルについて言及がないのはお好きではないんでしょうか、勿体ない・・・

肯いたのは水野英子先生を尊敬しているっていう部分、そうなんです、私が若い頃、目指していたのも水野先生でした。当時の女流漫画家で絵の上手さで群を抜いてました。友人たちと、先生の家を訪ねてみようか、なんて何度も企画しましたけど、いつも立ち消えだったのは、結局、私にはそんな度胸も根性も、力もなかった・・・

ほかに知って驚いたのが大島弓子、おおやちき、樹村みのりと合作したことがある、っていうこと。その幻の作品も読むことができる。いやあ、懐かしい。樹村みのりって、漫研の先輩が随分熱をあげていたっけ。ほかにも家族のことや、取材、協力者、アシスタントといった制作からみのこと、さらに自分専用の原稿用紙や愛用するカラーインクといったハードなことも書かれています。

なかでも自衛隊員だった義兄への憧れは告白、って言ってもいいくらい危ない発言で、今こうして評にしてみると、青池が独身を通したのもこの人があったからではないか、なんて思いもします。こんなこと言われたらお姉さんとしても困っただろうなあ、いつかお姉さんに聞いてみたいなあ、妹さんの想いに気づいてましたか? って

気になったのは、食事の話が全く出てこないことです。それに関連するのかもしれませんが、青池が海外に行ったことも書かれているのに、行った先でどういうものを食べたかという記述も当然ありません。取材のために行っただけだから、と言われればそれまでですが、どうも青池がそこに行っているような臨場感が感じられないのは困りものです。

後先になりましたが、カバー後の紹介文は
             *
不滅の人気を誇るスパイ・アクション漫画は、ど
う育まれたのか? 「少佐」「伯爵」など愉快なキ
ャラの誕生秘話をはじめ、驚きの舞台裏を多彩な
エピソードで綴る。「落ち目」になって泣いた苦し
い日や、漫画家仲間との楽しい交流も、率直に明
かされる。また、大島弓子、おおやちき、樹村み
のりと巨匠4人で描いた「幻の合作」2編を収録。
作家、三浦しをんの解説も心にしみる。
             *
です。目次を写しておきますので、一つでも引っ掛かるところがあるようでしたら、是非、本を手にしてみてください。

★『エロイカ』アルバム イラスト名作、取材旅行秘蔵写真、海外の『エロイカ』、作家ポートレイト

はじめに

Part1 人気キャラクターたちの誕生と成長
 第1章●少佐の筋肉&制服は、作者の幼児体験から
 第2章●伯爵の原型は『レッド・ツェッペリン』のロバート・プラント
 第1章●恐るべきおやじコンビ「小熊のミーシャ」と「白クマ」
 第1章●少佐の部下たち、ABDEG、そしてZ
 第1章●おちゃらけ大魔王ロレンス、純情マフィアのボロボロンテ)
2 アイデアから完成まで、制作のプロセス
 第1章●ビザンチン遺跡の資料
 第1章●『皇帝円舞曲』とオーストリアの読者たち
 第1章●アシスタントたちとの仕事の現場
 第1章●カラー原稿の構想から、仕上がりまで
 第1章●仕事場には怪しいモノも、やってくる
 第1章●スペイン取材旅行で出会った、不思議な犬)
3 青池保子の創りかた
 第1章●たまには伯爵の楽しい美術講座
 第1章●青池保子の創りかた
 第1章●番外編・ドイツ軍の雑誌に載った『エロイカ』の記事が大反響

幻の合作★蔵出し★前口上
『いまごろなぜか真夜中のカレーライス・パーティ』(79年)大島弓子、おおやちき、青池保子
『はえかぶり姫』(80年)大島弓子、おおやちき、樹村みのり、青池保子、豪華絢爛・夢の競演!

☆青池保子 年譜
☆『エロイカより愛をこめて』本編と番外編のリスト
☆作品リスト
☆口絵・『エロイカ』アルバム解説
☆本文・注index
あとがき
文庫版あとがき●『アルカサル』完成、宝塚、展覧会、そして『エロイカ』再開
解説●三浦しをん●青池保子さんに愛をこめて

本書は二〇〇五年二月に刊行された単行本に加筆し、文庫化したもので、カバーデザインは、岡睦(mocha design)です。

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紙の本

青池さんのあゆみ

2017/02/24 13:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

かなり丁寧にこれまでの仕事、作品の成り立ちを書いてくださっています。ファンなら読んで損は無い一冊です。海外で作者に着いてきた犬のエピソードが妙に印象に残っています。

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2009/07/03 20:11

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2009/07/10 12:37

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2009/07/13 16:59

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2009/11/02 14:36

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2010/04/11 23:54

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2012/03/02 00:21

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2012/10/02 20:37

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2022/12/19 10:16

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