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- 発売日:2024/05/30
- 出版社: 弦書房
- サイズ:128×188mm/224ページ
- ISBN:978-4-86329-285-7
紙の本
《新装版》花いちもんめ新刊
著者 石牟礼道子 (著)
幼年期・幼少期の回想からよみがえる、失われた昭和の風景と人々の暮らしを描いた、円熟期70代のエッセー集『花いちもんめ』。刊行からおよそ20年経った現在も、独特の世界観が多...
《新装版》花いちもんめ
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商品説明
幼年期・幼少期の回想からよみがえる、失われた昭和の風景と人々の暮らしを描いた、円熟期70代のエッセー集『花いちもんめ』。刊行からおよそ20年経った現在も、独特の世界観が多くの人々を惹きつけ、繋ぎ続ける。本書は、石牟礼道子を慕って水俣に集まった若者たちの力も加わり充実したものになった。巻末エッセイは、石牟礼がかつて暮らした水俣の家で昨年開業した書店「カライモブックス」を営む奥田夫妻。本文写真は、明神岬(水俣湾と不知火海を隔てる入江)の定点観察を続ける写真家・森田具海氏による。【商品解説】
目次
- Ⅰ
- 渚
- さくら貝たちのように
- 泉の神様
- となり
- 河童おとし
- 渦
- 別れ
- 花いちもんめ
著者紹介
石牟礼道子
- 略歴
- 1927年、熊本県天草郡(現天草市)生まれ。
1969年、『苦海浄土―わが水俣病』(講談社)の刊行により注目される。
1973年、季刊誌「暗河」を渡辺京二、松浦豊敏らと創刊。マグサイサイ賞受賞。
1993年、『十六夜橋』(径書房)で紫式部賞受賞。
1996年、第一回水俣・東京展で、緒方正人が回航 した打瀬船日月丸を舞台とした「出魂儀」が感動を呼んだ。
2001年、朝日賞受賞。
2003年、『はにかみの国 石牟礼道子全詩集』(石風社)で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
2014年、『石牟礼道子全集』全十七巻・別巻一(藤原書店)が完結。
2018年2月、死去。
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