目次
花いちもんめ 新装版
- 石牟礼 道子(著)
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Ⅰ
渚
さくら貝たちのように
泉の神様
となり
河童おとし
渦
別れ
花いちもんめ
Ⅱ
長雨
抜き衣紋
髪結いさん
思慕
蛍
「無常の使い」
おこげのお握り
Ⅲ
後ろの正面だあれ
夕餉の酒と父の歌と
灘の酒樽
海を渡ってきた魂
踊り足の黒鞄
地面のしめった秋の日に
「用意、どん」の旗
花おべべ
馬の神様
御火焼き
咽喉を撫でられる黒猫
豚革の靴
Ⅳ
泣きなが原
狐の仔が
命の奥のご来迎
魔法の苑
木戸銭は、からいも
祈り倒れる
古代の風
下駄や、仏さまがぷかぷか
テレビの反乱
Ⅴ
乳呑み子のいる家
猫ロボット
猫エプロン
花扇
神さまのお楽しみ
大地の眸
視るだけの人
心の宇宙へあと戻り
あっちから
いちばんの魔法
学者女房に「有頂天」
Ⅵ
早苗田が匂う
醜い日本人
椎の子
赤子の記憶
もみじの掌で拝む
紅葉を想う
くたくたの名品
残りの夢
生き方のけいこ
太古の内海――あとがきにかえて
白浜の家 奥田直美(カライモブックス)
水俣大橋まで、あと五分 奥田順平(カライモブックス)
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