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紙の本
謎解き京都のエフェメラル 神宮道西入ル 1 (ことのは文庫)
著者 泉坂 光輝 (著)
高槻ナラは、法律家を目指す現役女子大生。かつての祖父の法律事務所は改装され、探偵・春瀬壱弥が住んでいる。ぐうたらで生活力のない壱弥。しかし、ある依頼をきっかけに、ナラは探...
謎解き京都のエフェメラル 神宮道西入ル 1 (ことのは文庫)
神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル
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商品説明
高槻ナラは、法律家を目指す現役女子大生。かつての祖父の法律事務所は改装され、探偵・春瀬壱弥が住んでいる。ぐうたらで生活力のない壱弥。しかし、ある依頼をきっかけに、ナラは探偵助手として京都の町を奔走することに…。【「TRC MARC」の商品解説】
法律家を目指す女子大生・高槻ナラと、ぐうたらなくせにやたらイケメンな探偵・春瀬壱弥が織りなす京都が舞台のライトミステリー。【商品解説】
法律家を目指す女子大生・高槻ナラと、ぐうたらなくせにやたらイケメンな探偵・春瀬壱弥が織りなす京都が舞台のライトミステリー。【本の内容】
収録作品一覧
姫百合と葵のひめごと | 9−109 | |
---|---|---|
青い宝石と海辺のソネット | 111−216 | |
たまゆらと思い出の帰る場所 | 217−317 |
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紙の本
京都
2024/03/04 21:06
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投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
弁護士だった亡き祖父を目指し法学部に通う女子大生と、捜索を得意とする残念なイケメン探偵のタッグで繰り広げられる、優雅な京都の魅力が詰まったノスタルジックミステリ。
秘められた依頼者の想いを汲み取り、本当に取り戻したい「大切なモノ」を見付け出す。失くしたモノを、優しさが生んだすれ違いを、元の場所に戻す。クールそうに見えてちょっとお節介な探偵と、それを越える世話好きだらけの登場人物たちが最高。
ほっこり軽めの連作短編かと思ったが、各話に100頁ほど使っていて、しっかりと奥行きを楽しめる本格的ミステリに仕上がっていた。
和装や和菓子や和歌など、古都を感じさせる凝った描写も多くて勉強になった。続きも楽しみ。