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- カテゴリ:一般
- 発売日:2014/12/03
- 出版社: 京都大学学術出版会
- サイズ:21cm/268p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-87698-542-5
紙の本
知のバリアフリー 「障害」で学びを拡げる
著者 嶺重 慎 (編),広瀬 浩二郎 (編),京都大学学生総合支援センター障害学生支援ルーム (協力)
大学での障害者支援の過去・現在・未来を見据えた、希望に満ちた「障害学習」のすすめ。2013年6月に開催された「京都大学バリアフリーシンポジウム」の内容を書籍化。巻頭に触地...
知のバリアフリー 「障害」で学びを拡げる
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商品説明
大学での障害者支援の過去・現在・未来を見据えた、希望に満ちた「障害学習」のすすめ。2013年6月に開催された「京都大学バリアフリーシンポジウム」の内容を書籍化。巻頭に触地図(さわる地図)、ジャケットに点字あり。【「TRC MARC」の商品解説】
ようやく制度として大学に根付きつつある障害者支援。その最前線を担う当事者の報告と問題提起から見えてくるのは,「健常者」基準で成り立つ学問そのものの限界だった。「障害」を切り口にして初めて見えてくる新たな知が,人間の可能性を大きく拡張する。大学での障害を通じた学びの過去・現在から未来を見据え,新たな知のあり方を発信する。【商品解説】
目次
- 「さわる口絵」について
- はじめに[嶺重 慎]
- 第1部 障害学生支援の理論と実践
- 序——障害学生支援から始まる「知のバリアフリー」[広瀬浩二郎]
- 来る者は拒まず/不代替物になれ/「たいへんでしたね」/大学とは自分で
- 勉強する所/しかたなしの極楽
- 第1章 高等教育のユニバーサルデザイン化を目指して[佐野(藤田)眞理子]
収録作品一覧
高等教育のユニバーサルデザイン化を目指して | 佐野(藤田)眞理子 著 | 17−39 |
---|---|---|
支援の場から学びのコミュニティへ | 村田淳 著 | 45−68 |
障害学生支援と障害者政策 | 石川准 著 | 73−97 |
著者紹介
嶺重 慎
- 略歴
- 〈嶺重慎〉神戸市出身。京都大学大学院理学研究科教授。理学博士。
〈広瀬浩二郎〉1967年東京都生まれ。13歳の時に失明。京都大学大学院にて文学博士号取得。国立民族学博物館に勤務。
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健常者の基準で成り立つ学問の限界と新しい可能性を説いた書です!
2019/04/06 13:21
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、現在、ようやく大学に制度として根付きつつある障害者支援を踏まえ、その当事者からの意見から分かってきた健常者を基準とした従来の学問には限界があることを明らかにし、同時にこれからの新しい学問の可能性を説いた書です。内容も、「障害学生支援の理論と実践:高等教育のユニバーサルデザイン化を目指して、
支援の場から学びのコミュニティへ」、「障害学習発信の課題と展望:学びあいと支えあいの原点」から構成されており、非常に分かり易くなっています。ぜひ、多くの方々に読んでいただきたい一冊です。