サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

「e-hon」キャンペーン 本の購入でe-honポイントが4%もらえる ~7/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

ブラウザで立ち読み

  • みんなの評価 5つ星のうち 5 1件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2020/03/26
  • 出版社: 文学通信
  • サイズ:21cm/398p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-909658-22-7
  • 国内送料無料

紙の本

怪異をつくる 日本近世怪異文化史

著者 木場 貴俊 (著)

人がいなければ、怪異は怪異にはならない。では誰が何を「あやしい」と認定して怪異になったのか。「つくる」をキーワードに、江戸時代を生きた人びとと怪異のかかわりを歴史学から解...

もっと見る

怪異をつくる 日本近世怪異文化史

税込 3,080 28pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

人がいなければ、怪異は怪異にはならない。では誰が何を「あやしい」と認定して怪異になったのか。「つくる」をキーワードに、江戸時代を生きた人びとと怪異のかかわりを歴史学から解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】

怪異はつくられた!?
「つくる」をキーワードに、江戸時代を生きた人びとと怪異のかかわりを歴史学から解き明かす書。
人がいなければ、怪異は怪異にはならない。では誰が何を「あやしい」と認定して怪異になったのか。つまり、怪異はどうつくられてきたのか。そこにある様々なありさまを、当時の「知」の体系に照らし描ききる。章立ては、近世の怪異をつくった第一人者、林羅山からはじまり、政治、本草学、語彙、民衆の怪異認識、化物絵、ウブメ、河童、大坂、古賀侗庵の全10章プラス補論3章。
全方向から怪異のあり方を突き詰める、これからの怪異学入門が遂に誕生。怪異ファン必携。

【ある物事を怪異だと認識するのは、人間です。たとえ石が宙に浮いた、山を越えるほどの大きな蛇がいた、夜の川辺で小豆を磨ぐような音がしたなどの出来事も、人がいなければ、人が認識しなければ怪異にはなりません。つまり、人がいて初めて怪異は成り立つのです。
 こうした怪異に関わる人のいとなみを、本書では総じて「つくる」という言葉で表現してみたいと思います。
 「つくる」いとなみは、多種多様です。怪異だと認識することも、当然「つくる」いとなみです。ある物事を誰がどのような理由で怪異だと決めたのか、その判断は、歴史性を帯びています。例えば、古代の律令国家では、国家つまり政権しか怪異の認定をすることができませんでした。もしも個人が勝手に「あれは怪異だ」と言いふらしてしまえば、その人は処罰を受けることが法で決められていたのです。誰(個人・共同体・国家など)がどのような理由で、特定の物事を怪異だと認識するのか、言い換えれば、誰が怪異を「つくる」のでしょうか。】......「序章」より【商品解説】

目次

  • 序章
  • 怪異をつくる
  • 怪異とは
  • 「つくる」いとなみ
  • [怪異を歴史学的に考える/怪異を記録した(つくった)意味/中世から近世へ/学問と怪異/表現される怪異]
  • 本書の構成
  • 第一章
  • 林羅山

著者紹介

木場 貴俊

略歴
〈木場貴俊〉1979年岡山県生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士後期課程日本史学専攻単位取得退学。博士(歴史学)。国際日本文化研究センタープロジェクト研究員。

関連キーワード

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

江戸時代の非合理性の隠れた水脈

2022/02/24 10:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Hyperion64 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本、多くの場合、理解に難儀な内容と評価されているようだ。ありがちな怪異譚とその語り部を期待する向きにはそうかもしれない。この本の価値はそこにあるわけではない。
 快刀乱神を語らないはずの儒学者や博物学の源である本草学が妖怪を大ぴっらに扱う。このような隠れた非合理性の水脈を浮き彫りにしたのは、著者のお手柄なのではあるまいか(先行研究があるにはあったろうけれども)
また、林羅山が「本朝神社考」で示した仏教を妖怪の源泉とする見解が日本の儒学者たちに引き継がれていゆく様がたいそう面白い。僧侶が天狗だというのは平田篤胤も共感したろう。
 儒学者たちの怪異への理解は民衆の迷信とさほど隔たりがなかったことも本書は裏書きしている。
いずれにせよ、活字になっていない江戸時代の原文から掘り出された妖異の近接性というか親近感の存在は、現代日本人の妖怪好きと重なってみえてくる。それが本書の醍醐味であろう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。