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  • みんなの評価 5つ星のうち 5 3件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.10
  • 出版社: 築地書館
  • サイズ:22cm/253p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-8067-1212-4

紙の本

炭坑美人 闇を灯す女たち

著者 田嶋 雅已 (著)

「くよくよ言うてどげしますか。アンタ! おもしろおかしゅういかな!」 苛酷な労働、極限の生活−だけど、底抜けに明るくたくましい。46人の元炭鉱婦のおばあちゃんたちが、がむ...

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炭坑美人 闇を灯す女たち

税込 2,750 25pt

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商品説明

「くよくよ言うてどげしますか。アンタ! おもしろおかしゅういかな!」 苛酷な労働、極限の生活−だけど、底抜けに明るくたくましい。46人の元炭鉱婦のおばあちゃんたちが、がむしゃらに生きてきた自らの人生を物語る。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

田嶋 雅已

略歴
〈田嶋雅已〉1953年生まれ。名古屋市出身。立教大学卒業。大学在学中よりほぼ10年間の肉体労働を経て、86年よりフリー。日本写真家協会会員。写真家。フォトジャーナリスト。

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みんなのレビュー3件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

圧倒される力強さ

2015/08/31 20:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:lar - この投稿者のレビュー一覧を見る

炭鉱を生き抜いてきた女性達への聞き取り。それぞれの人生の力強さに圧倒され、また美しさに胸を打たれます。本当に労作。旧版は古本で価値が高かったのですが、新しく、出版され直して、手にとりやすくなり、ようやく読めました。

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紙の本

まず写真の顔に惹かれ、ついで淡々と語るおばあさんたちの言葉に感動する!

2000/12/18 21:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:上野昂志 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 近代は、石炭によってもたらされた。日本がアメリカによって開国を迫られたのも、太平洋を横断する船の石炭補給のためというのが、その発端だった。 だから日本も、近代化を進めるために、石炭の採掘をしゃにむに押し進めた。しかし、石炭から石油へとエネルギー源が転換される1960年代を境に、炭坑は次々と閉鎖されていった。いまでは、炭坑という言葉も知らぬ人たちが少なくないだろう。

 地の底の過酷な労働。またそれゆえの働くもの同士の強い絆と、それに支えられた果敢な労働運動。そしてガス爆発による事故とその後遺症。炭坑をめぐるさまざまな歴史があり、それにまつわる記録や物語がある。だが、20世紀最後の年に出された本書は、これまでの記録とはひと味違う。炭坑をめぐる労働のことが語られながらも、労働問題などではなく、一人一人の女の生きる力が、ひいては人間というものの生きる力が、読む者に迫ってくるのだ。

 内容は、著者の田嶋雅己が筑豊の炭坑で働いていた女たちを取材して回った、その聞き書きと、彼女たちを撮った写真によって構成されている。もっとも、田嶋が取材をしたのは1987年から91年にかけてだったというから、炭坑が閉山されて20年近くが経っている。また、戦後はアメリカ占領軍によって、女がヤマに入ることは禁じられたから、彼女たちが現役で働いていた頃からすでに40年以上が経過している。つまり、聞き書きの対象は、生き残ったおばあさんたちということになるが、その顔がいずれも素晴らしいのだ。「炭坑美人」とは、よくいったと思うが、本当に美しいのである。人間の顔というのは、こういうものだったかと改めて思うくらいに、一人一人がそれぞれ生きてきた歴史をその顔に刻みつけて、堂々としているのだ。

 そして、語りがいい。

 彼女たちは、早い人は8、9歳! から、遅くても18、9歳、多くは14、5歳から炭坑で働いている。労働基準法などなかった時代だったから、といってしまえばそれまでだが、貧しいから働かなければならず、そのとき、きわめて過酷ではあったが、働けば働くだけのことがあったのが炭坑だったのだろう。炭坑で働く女たちの主な仕事は、男の坑夫が掘り出した石炭を、籠や箱に入れて坑口まで運び出す「あと向き」という仕事だったというが、暗い坑道の足許のおぼつかない傾斜道を、何十キロという石炭を担いで上がる仕事がどれほどキツイものか、想像にあまりある。

 だが、搾取はあったにせよ、運び出す石炭の量に応じて報酬は得られたから、頑張れば頑張っただけのことはあったし、能力があると認められれば、それだけ優秀な坑夫とも組んで仕事ができた。いわば、地底の、死と隣り合わせたギリギリの労働現場では、男であれ女であれ、実力次第(時にはケンカ沙汰も含む)ということがあって、それが彼女たちを、ある意味で自由にしたということだろう。だから、いまでは考えもしない過酷な労働をしながら、5人も6人もの子どもを生み、時に乳が飲ませられないような状態を経験しながら、そこからは悲惨というような印象はまったく受けないのだ。

 「今なら女ごが一人働いて六人の子どもを太らかすちゅうたら、とても難しいと思うけんど、男と同じ賃金が貰えよった炭坑だからこそできたと思うちょります」という言葉は、その機微を語っているだろうし、彼女たちが、飲んだくれの亭主と力づくでケンカして一歩も引かないのも、その自信があったからであろう。まことに労働が人間を鍛えるのである。それが彼女たちを美しくしているし、その言葉が、彼女たちと最も遠いところにいる読者をも勇気づける。

 と同時に、そのような労働のかたちが見えなくなったとき、働く者も、働くという行為も、尊厳を失ったのではないだろうか。 (bk1ブックナビゲーター:上野昂志/評論家 2000.12.19)

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紙の本

12月3日今日のおすすめ

2001/01/09 14:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「くよくよ言うてどげしますか。アンタ! おもしろおかしゅういかな!」。 人間としての豊かさ、輝きに満ちた笑顔……苛酷な労働、極限の生活を乗り越えてきたからこその言葉と顔がある。46人の元炭坑婦のおばあちゃんたちが物語る自らの人生は、今のこの時代を生き抜く勇気を与えてくれるだろう。 各メディアで注目の一冊!

【著者紹介】
田嶋 雅已 1953年生まれ。名古屋市出身。立教大学卒業。大学在学中よりほぼ10年間の肉体労 働を経て、86年よりフリー。日本写真家協会会員。写真家。フォトジャーナリスト。

能美 シズコ

「だいたい婆さん、あんた女(おな)ごな?処女時代あったとな?」ち、
人が聞くよ。
男まさりにもなるくさ!今んごと保険もなからな保護もない。
そげな時代にお嬢さんのごとして、どうして家庭がたっていくですな?







永山 アヤコ中村 シズ

なし、こげん働かな生活していかれんとやろーか?
炭鉱の仕事して、百姓の仕事をする。こーまい時からがむしゃらに
使うてきた体じゃぁ。
今はいよいよ体が動かん。五体がくずれてしもーたんたい。







津村 セツ

今になって思いますばい。昔の女ごはようやってきた。
自分を見ながら「偉かったなぁ」と、思いよります。
自分の手と足だけが頼りですき、相当使うたですよ。
人間の五体ちゅうもんは使えば、使わるるもんですたい。







【担当編集者からのコメント】

「もーなにもかもがいや!」
「こんな仕事あきあき!」
「なにをやっても楽しくない!」
という気分の人、是非この本を読んでください。
そんな気分が増幅されるか否かは、読む人しだい。
人生に悩んだら、本書のおばあちゃんたちに相談を!
おばあちゃんの笑い飛ばす声が本の中から聞こえてくるはず。
・・・きっと心が軽くなります。
(築地書館 編集・製作部/橋本ひとみ)

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