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紙の本
「食べもの神話」の落とし穴 巷にはびこるフードファディズム (ブルーバックス)
著者 高橋 久仁子 (著)
誤解だらけの食情報を検証する。アミノ酸は体によい? ワインはアルカリ性だから、体にやさしい? ビタミンは、天然がよくて、合成はだめ?健康との関連で食を語ることが「常識」と...
「食べもの神話」の落とし穴 巷にはびこるフードファディズム (ブルーバックス)
「食べもの神話」の落とし穴 巷にはびこるフードファディズム
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商品説明
誤解だらけの食情報を検証する。アミノ酸は体によい? ワインはアルカリ性だから、体にやさしい? ビタミンは、天然がよくて、合成はだめ?健康との関連で食を語ることが「常識」となった今、確かな根拠がないままに、まことしやかに語られる「食べもの神話」の数々を科学的に検証。食べものが健康に及ぼす「効能・効果」を過大(あるいは過小)に評価する「フードファディズム」から身を守り、正しい食の知識を身につける!
「体によい」「体に悪い」「飲めば痩せられる」……どこまでホント?
〈信じるまえに、ちょっと待った!〉
●砂糖不使用だから、カロリー控えめ?
●ポリフェノールはワインとチョコだけに含まれている?
●ご飯は太る? スパゲッティは太らない?
●野菜ジュースは野菜を食べた代わりになる?
●アルカリ性食品で血液をアルカリ性に変える?
●ポテトチップスに有害物質?
誤解だらけの食情報を検証する
アミノ酸は体によい? ワインはアルカリ性だから、体にやさしい? ビタミンは、天然がよくて、合成はだめ?
健康との関連で食を語ることが「常識」となった今、確かな根拠がないままに、まことしやかに語られる「食べもの神話」の数々を科学的に検証。
食べものが健康に及ぼす「効能・効果」を過大(あるいは過小)に評価する「フードファディズム」から身を守り、正しい食の知識を身につける!
【商品解説】
目次
- 序章 ウソもホントも混ざる「食の情報」を見極める~フートファディズムの視点から~
- 第1章 栄養素と食品成分を理解する
- 第2章 食品をめぐるウワサあれこれ
- 第3章 食品の分類と食事
- 第4章 宣伝広告のマジックと表示
- 第5章 痩身情報の基礎知識
- 終章 ウワサに踊らされないために~そこそこの健康とほどほどの食生活を求めて~
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紙の本
食べ物についての伝統的な信仰を科学的に徹底検証し、正しい知識を教示してくれる一冊です!
2020/02/24 16:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、私たちが伝統的に信じている食べ物にまつわる言い伝えや伝説が科学的に正しいのかを徹底的に検証したユニークな一冊です。実は、私たちが信じ込んでいるものの中には、科学的にかなり怪しいものも含まれています。例えば、「砂糖不使用だから、カロリー控えめである」とか、「ポリフェノールはワインとチョコだけに含まれている」とか、あるいは「ご飯は太るけれど、スパゲッティは太らない」といったことなどです。近年、健康志向が強まり、私たちは正しい食べ物の知識を求める時代になっています。そこで、この機会に、同書で正しい知識について、学んでみては如何でしょうか?
紙の本
「物わかりの悪い人」になろう?
2017/02/16 20:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書が取り扱う「フードファディズム」という言葉自体は知らなかったが、その現実には毎日接している。
健康に良い、この成分が予防に働く・・・。このような広告を安易に信じてしまっていることがなんと多いことだろう。本書は健康に関連する食の情報を基礎知識と照らし合わせて紹介し「嘘もホントも混在」している状況を説明する。
10年以上前の出版であるが、状況はほとんど変化していない、というよりも新たな「神話」が加わっているだけではないかと、読んでいて痛感した。特に後半の「宣伝広告のマジック」などを読んでみると「もう一度良く考える」ことがとても必要だとしみじみ感じる。例えば「消化のしくみ」を考えれば、タンパク質源として摂取したものが自分の希望するところに希望するタンパク質として使われるかどうかは別物なのだ。このように「きちんと考えればわかりそう」なものから、なかには「上手く良い方向に想像してしまう」人間心理をついているような巧妙なものもある。広告文句を読むときには「物わかりの悪い人」になろうという文章があったが、一理あると思った。
面白かったのは「考え方でデメリットもメリット」という例。カップめんは「カロリー・塩分・油」が多い「三高」食品で健康に悪いものとしてまず挙げられるものの一つだが、この「三高」も非常時に使用するものとしては高い得点となる。「非常時でもないのに食べ続ける」ことが問題になるというこなのだろう。
「食べるだけ」のような手軽な方法で「健康になりたい」「綺麗になりたい」という人間心理そのものも研究解明が必要だろう。ともあれ、本書のように良く考えて、楽しく食べることが「無茶でない」感覚を備えたい。ただ、日々情報は変化している。この本も「間違っている」部分が出てくるかもしれない。一応疑い続けよう。