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  • カテゴリ:小学生 中学生 高校生 一般
  • 発行年月:2005.7
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:19cm/279p
  • 利用対象:小学生 中学生 高校生 一般
  • ISBN:4-06-270576-1

紙の本

神様ゲーム (Mystery land)

著者 麻耶 雄嵩 (著)

小学4年生の芳雄の住む神降市で連続猫殺害事件が発生。同級生と結成した探偵団で犯人捜しをはじめた芳雄は、死体を発見する。猫殺し犯がついに殺人を? 芳雄は「神様」に真実を教え...

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神様ゲーム (Mystery land)

税込 2,200 20pt

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商品説明

小学4年生の芳雄の住む神降市で連続猫殺害事件が発生。同級生と結成した探偵団で犯人捜しをはじめた芳雄は、死体を発見する。猫殺し犯がついに殺人を? 芳雄は「神様」に真実を教えてほしいと頼むのだが…。書き下ろし。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

麻耶 雄嵩

略歴
〈麻耶雄嵩〉1969年三重県生まれ。京都大学工学部電気系学科卒業。「翼ある闇」でデビュー。著書に「名探偵木更津悠也」など。

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みんなのレビュー135件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

世界は醜く真実は冷酷である

2007/11/08 01:41

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中乃造 - この投稿者のレビュー一覧を見る

連続猫殺しが物語の発端。主人公の芳雄と、友人達の浜田探偵団は、この事件に挑戦した。が、とりたててなにをすることもなく、簡単に犯人に辿り着いてしまう。何故か。クラスメイトの鈴木が、犯人の名前を芳雄に教えるからだ。

鈴木太郎、キーパーソンである。半年前に転校してきたのだが、誰とも親しくしていない。掃除の時間に、芳雄は鈴木と話す機会を得るのだが、鈴木は自分が神様であると言う。神様だから当然なんでも知っている。
猫殺しの犯人が誰なのか。
続いて起きた殺人事件の真相も。
もちろん芳雄は推理をするが、既に与えられた答えまでの道筋を探るという形だ。

事件は非常に重い。遭遇して芳雄はどれだけ傷ついただろう。そしてまた、知ってしまう真実によって、これは既に傷ついたなどというレベルではない。しばしば見られた、人気テレビ番組への熱中ぶりやぎこちない片思いといった朗らかな子供らしささえ、結論的にはこの暗黒に加担しているのだ。

終盤、芳雄は心で問う。
「何のためにこれから先も生き続けなければならないのだろう?」
「生きるってそんなに楽しいことなのだろうか?」
なんて真摯な言葉だろうと打たれた。世界は人生はこんなに輝かしいのですヨと言われ、嘘くさいと感じる、嘘だと信じる子供はきっとたくさんいるはずだ。あるいはまた、この芳雄の言葉によって、そう気付いてしまうのかもしれない。

ではこの作品は、ただ悲惨なだけの救いのない話だろうか。きっとそうではない。
芳雄は鈴木から、自分の寿命を知らされている。三十六歳で死ぬのだそうだ。これは短命だと思ったし、芳雄自身聞かされた時はそう感じている。だが、事件を経て、生きることが苦痛と知った芳雄にとってはあまりにも長い。
それでも神様は言う。三十六歳までは決して死なない。それまでは何があっても生きてしまう、生き続けなければならないのだと。
逆に読めば、それが生きるということだ。芳雄にこそ寄り添える心にとっては、どんな甘言よりも、真実味を帯びて響く。

そしてまた、読者を大混乱に落とし込むラストがある。
芳雄が初めて本当の誕生日を祝い、新しい人生が始まった夜に起こる、天誅という名の惨劇。正直、筋としてどう読み取ったものか判断つきかねている。いったい何がどうなっているのかさっぱり解らない。
幾通りか考えられるが、私は、神様鈴木は案外優しいのだと信じることで落ち着いた。これは多分、静かに目を閉ざした芳雄とは違う見方に違いない。他の読者はどう読むのだろうか。

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紙の本

麻耶雄嵩は侮れない

2005/07/21 16:51

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こぶた - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供むけとはいえ、麻耶雄嵩はあなどれない。
彼らしいトリッキーというかブラックというか・・・
芳雄はさえない小学4年生。警察官の父と母の3人家族
大好きなミチルちゃんの愛猫が連続猫殺し事件で殺されたことから
浜田探偵団の仲間達と解決に乗り出す。
神を名乗る同級生の鈴木君に犯人の名前を教えてもらうのと一緒に
自分の運命を知らされる。親友の英樹がそんな中殺され
犯人探しに燃える芳雄は神様に犯人と共犯者に天誅が下るようお願いをする。そして天誅が下った真犯人と共犯者とは・・・
意外な犯人と共犯者、すべてを知ってしまった芳雄がとてもかわいそう
最後のシーンが強烈でした

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紙の本

ミステリランド史上、初めて、あとがきがついていません。これって、凄いことですよね、ある意味ルール破り。でも麻耶さんて結構面白いんですねえ

2005/10/13 20:46

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「誕生日」「神様」「犯人」「天誅」「英樹」「死」「英樹」「天誅」「犯人」「神様」「誕生日」、これが目次です。読んでいる時は全く意識していなかったのですが、今、あらためて見ますと、こんな遊びをしていたんだ、と驚きました。昨晩、この本を読み終えた次女と話をしていたのですが、彼女はこのことに全く触れていません。きっと気付いていないのだと思います。凄いことではないのでしょうが、これってもしかして日本初の試み?
そしてミステリランド史上、初めて、あとがきがついていません。これって、凄いことですよね。いい悪いは別にして、作者のことばを聞いてみたい、というのはこういった本を読む少年少女であれば、当然、とはいいませんが、自然です。それをバッサリ切る、麻耶の決断なのか編集者の意向なのかはともかく、異色です。
プリミティヴで力強い装画は原ますみ、1955年生まれ。装幀は、祖父江慎+阿部聡(cozfish)。麻耶雄高は1969年、三重県生まれ。
主な登場人物は、まず〈浜田探偵団〉の面々、主人公のぼく、黒沢芳雄、10歳、四年一組。体つきも貧弱で、運動神経も鈍いほう。で父さんは刑事。仕事が忙しくて、ぼくが起きているあいだに帰ってきたことは殆どない。今は、駅二つ向こうの小出町で起きた殺人事件の捜査で忙しい。お金持ちではないけれど、誕生日くらいは両親が祝って、プレゼントをしてくれるフツーの家の子供。
同じクラスの坂本孝志が探偵団のリーダーで、中学生並みの体躯と運動神経(自称)、容姿(自称)、小柄でやせっぽちで運動音痴の内海俊也も、三年前に東京から引っ越してきたおっとりやの山添ミチル、でミチルちゃんの友だちで活動的なのが辻聡美は4年3組。
探偵団に入りたいけれど松茂町に住む関係で入れないのが、僕の親友で同じクラスの岩淵英樹、私立中学受験をさせられそう。そして、同じクラスに半月前に転校してきたのが友だちがいないけれど、何となく僕と話をするようになった自称「神様」鈴木太郎。そして、時々、相談にのってくれるのが聡美の従弟で中学二年生の辻光一。
舞台は県庁所在地の常世市から電車で二時間ほどのところにある神降市。最近、二ヶ月の間に四件、猫が次々と殺されている。その犯人はまだ見つかっていない。その犠牲猫の一匹が、探偵団の一員で密かにぼくが思いを寄せているミチルちゃんの可愛がっていたハイジ。
探偵団の基地は浜田町にある神降山の山中にある秘密の場所。子土間たちからは『神降山の鬼婆屋敷』と呼ばれ、30年間も放置されていた建物の一角。探偵団が探すのは猫殺しの犯人だったはずが。一組の担任は若い美人の沢田先生。で、タイトルの『神様ゲーム』が始まります。
異色の結末です。読み終わった次女などは、「怖いし、こんなこと許されるの、子どもの本で」と言い切ります。私は、正直、腑に落ちませんでした。無論、反論があるわけではありません。その少し前までは肯きながら、で、どうしてこうなるの?って。娘二人は、そこはさらりと読んで、私みたいに???に埋もれてしまったわけではないので、いいのかもしれませんが、どうですか、あなた、出来たら教えて欲しいものです。

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紙の本

子供には刺激が強すぎて、PTSDになりそうです

2006/07/02 19:37

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 箱入りで大きめの版組みに、ルビ振りと小学生時代の読書体験を思い起こさせようとしているのか、本当に子供向けなのか、
よく判らない、シリーズです。
 「文学賞メッタ斬り」でも、麻耶雄嵩さんの名前は、上がっていて、
かつ本作は、宝島社のこのミスにも、ランクインしていたので、
読んでみました。
[お話し]
主人公のの芳雄は、小学校4年生、そんなある日転校生の鈴木君が、
クラスにやってきた。あまり目立たない鈴木君だけど、芳雄は、掃除当番で
鈴木君と仲良くなる、なんと、彼は、自分は神様だと、言う、、、。
 芳雄は、浜田探偵団のメンバーでもあり地元の町でおこった
猫の連続殺傷事件を追っているのだが、
その、探偵団のアジトで密室殺人が起き、、、、。
という話しです。

 小学生を主人公に小学生の目線で描かれていますが、
これは、完全に大人向けの作品です。
ネタばれで一切書けませんが、衝撃がありすぎ、
実生活だと、子供ならトラウマになってしまいそうです。
 兎に角、密室殺人のトリックは、流石に、メフィスト系の作家だけあって、
しっかりしています。犯罪の動機や、トリックの一部も
子供目線で、さらっと、描かれていますが、よくよく考えると、
内容としては、物凄いショッキング。
その後の展開も凄すぎます。
 やっぱり、本書というか、
このシリーズは、大人向けだと、思いました。

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2005/11/10 00:00

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2005/10/14 21:53

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2005/12/06 13:28

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2006/01/14 13:09

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2006/01/22 17:47

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2006/02/12 21:28

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2006/05/10 05:13

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2006/06/04 19:59

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2006/06/14 20:27

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2006/06/23 22:57

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2006/06/28 15:47

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