サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 233件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:中学生 高校生 一般
  • 発売日:2006/02/01
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: ちくまプリマー新書
  • サイズ:18cm/191p
  • 利用対象:中学生 高校生 一般
  • ISBN:4-480-68731-9
新書

紙の本

包帯クラブ (ちくまプリマー新書)

著者 天童 荒太 (著)

傷ついた少年少女たちは、戦わないかたちで、自分たちの大切なものを守ることにした…。いまの社会を生きがたいと感じている若い人たちに語りかける長編小説。【「BOOK」データベ...

もっと見る

包帯クラブ (ちくまプリマー新書)

税込 836 7pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

傷ついた少年少女たちは、戦わないかたちで、自分たちの大切なものを守ることにした…。いまの社会を生きがたいと感じている若い人たちに語りかける長編小説。【「BOOK」データベースの商品解説】

これは、戦わないかたちで、自分たちの大切なものを守ることにした、ある小さなクラブの記録であり、途中報告書だ…。いまの社会を生きがたいと感じている若い人たちに語りかける、傷ついた少年少女たちの感動的な物語。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

天童 荒太

略歴
〈天童荒太〉1960年愛媛県生まれ。作家。「白の家族」で野性時代新人文学賞、「孤独の歌声」で日本推理サスペンス大賞優秀作、「家族狩り」で山本周五郎賞、「永遠の仔」で日本推理作家協会賞を受賞。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー233件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

傷ついた心に、包帯を。

2007/05/08 15:51

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

人はみな、心にたくさんの傷を追って生きていく。
子供達もまた、心にたくさんの傷を追って成長していく。
その傷は擦りむいた膝小僧なんかより、何倍も何倍も痛くて。
死にたくさえなってしまう事もある。
そんな時、周りにいる者はどうもしてやれない無力感に苛まれる。
心の傷を治す薬を持たない自分が、悔しくてしょうがない。
でもそんな時。その傷にそっと包帯を巻いて上げられたら。
その傷を傷として認めて、その傷の業と一緒に包んで上げられたなら。
この作品のように、本物の包帯で巻いてあげなくてもいいのかもしれない。
心にそっと包帯を。そんなキモチ。それでいいんじゃないだろうか。
直接心の傷を治す薬は、誰も持ちえないのだから。
心の傷を治すのは、結局自分の心の力でしか、無いのだから。
それまで真白な包帯で、そっと包んで上げれば、それでいい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

このオハナシばかりは読後感で世代差が出てしまいました。高一と高三の娘二人は絶賛、私はちょっと保留

2006/04/08 16:14

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ちくまプリマー新書の一冊で、この新書に小説が入る、それも書き下ろしの、とは思っていなかったものですから広告を見たときは半信半疑で、正直、手にした今でも「うそでしょ?」と思っています。正直、いくら品がいい新書だからって、装幀くらい変えろよ、っていいたくもなります。
その素晴らしい装幀は、クラフト・エヴィング商會。限りなく和の風情を漂わせながら、べとべとしない。ちょっとレトロだけれど、都会的。色もあっさりしていて上品。こういうセンスは、この会社?だけのものでしょう。大好き!しかもです、包帯クラブに The Bandage Club って英文字を入れるあたりが、上手い。
さて、最初に書いておけば、この小説を読み終わった高二(今度、高三)長女は、「いいよ、このお話」っていいました。親譲りで、どちらかというと甘めの展開にはダメをだすのが普通ですから、今回もてっきり×かと思っていたんですが、そうじゃあない。ま、主人公たちの年代もあって共感しやすい、ということもあるんでしょうが、それだけじゃあないでしょう。
構成も、実はかなり凝っていて、捻りもありますし、単にハッピー!っていう展開もしない。挫折もしっかりあるわけで、それを乗り越えるのだって、コミック風の劇的なというか造り物めいてはいないわけで、そこが評価されたのかな、なんて思います。それでいて、私に言わせればやっぱり小説だよな、って思えるところがあって、そこが娘と私の評価の差となって出てきています。
小説の紹介とくれば主人公を、というのが決まり事ではあるんですが、このお話で主人公を一人に絞る必要があるかといえば、ま、無理することもないかな、と思います。とりあえず最初に出てくるのが、タイトルにもなっている包帯クラブが出来た当時、16歳、高校二年生のワラ、こと笑美子が名前です。
ワラについての情報が一番多いのでついでに書いておけば母は自称34歳、実際は44歳という強かな女性、弟は二歳年下の性にたいする好奇心が活発化する14歳。で両親は17年前に結婚したのですが、5年前に父親が女を作ってしまい離婚。ですから母子家庭ではあるわけです。
そのワラが授業をサボって久遠市の中央地区にある総合病院の屋上にいたとき「彼女、そこの包帯ほどけている女子高生。パンツのひももほどけて動かれへんのかな」と声をかけてきたのが、後にクラブの一員となるディノこと井出埜辰耶です。実はワラより一つ年上ですが留年して、ワラとは違いますが今も北地区の進学校の高校二年です。学業に関しては優秀ですが、昨年からおかしな行動を取るようになって、周囲から白い目で見られています。
その屋上で、ワラが行なったこと、それが「包帯クラブ」となっていくわけです。自分の心がそこで傷付いた、そういう場所を捜しては包帯を巻いていくこ。それで、本人の心が癒されていく(流行り言葉で私は大嫌いなんですが)。その輪が広まっていきます。それゆえの障害も生まれるんですが・・・
他の登場人物を書いておけば、ワラと同じ高校に通っているのが中学時代に部員が四人の『方言クラブ』をやっていて、今も友だちのタンシオこと丹沢志緒美です。二人の違いはいろいろあるんでしょうが、一番の違いは、高2になる春休みにセックスも経験済のワラ、未体験ゆえに純情で失恋に哀しむタンシオということになります。
凄く面白い、っていうのではありません。どちらかというと、カバーデザイン同様、微温的な、ぬるま湯につかるような心地よさ。といって単にファンタジックかっていうと、登場人物たちは現代的な苦しみに心を傷つけています。ただ、それもドロドロのものではなく、ありがちなもの。天童って坦々とした話も書けるんだ、と再認識。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

傷、痛い、不安。

2006/03/18 22:08

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:〜花巻温泉〜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

天童荒太の著書を読むのは、「永遠の仔」以来。
物語は、中学生時代にクラブを一緒に立ち上げた「親友」たちが高校生になって、微妙に距離感に変化が生じ。それぞれに悩み、不安があり。物語はあくまでも高校生を中心に語られる。大人の存在は薄い。
『人が受けた深い傷に、わたしたちができることはほとんどないように思う。でも、相手の沈む心を想いながら包帯を巻くことで、<それは傷だと思うよ>と名前をつけ、<その傷は痛いでしょ>と、いたわりを伝えることは出来るかもしれない。』
そんな思いから、高校生になった彼女たちがたちあげたのが、「包帯クラブ」。傷の舐めあい、失態の暴露ごっこか、と読み進んだ。クラブの運営にも曲折があり。そして彼らは大人になり。
自分は今まで、どんな傷を、いくつ、つくってきたかな。忘れてきたかな。その傷を、誰かと分かち合うことができたかな。誰かの傷を「ここに、傷があるね」と手を当ててあげたことがあったかな。
そんなことに、思いがおよぶ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2006/02/12 18:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/02/28 18:38

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/07/22 13:26

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/03/08 14:52

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/03/18 18:37

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/03/25 01:51

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/04/06 21:03

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/04/08 03:16

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/04/08 21:15

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/04/19 00:36

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/05/11 10:54

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/04/28 21:36

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。