紙の本
モチベーションのないものを継続するコツ。
2009/01/20 00:09
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヂャリや - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事とは細分化していくと、行き着く先は作業である。その作業自体には、やる気のしないものが多く含まれている。従って面倒臭くなって、あれやこれや、やらない理由を総動員させて、結果、しなくなる。その作業をしないと、作業の積み重ねである仕事も出来なくなってしまう。
さて筋トレにおいてもそれほど「やる理由」が見当たらない。やめても健康を害するわけでもないし、筋トレ後の目標も筋トレ以外の手段を、あれやこれや、総動員できる。かくして継続できなくなってしまう。
「効果が出ないからこそ続ける」と著者はずばり指摘。当然「やらなければ結果はでない」と豪語。
やる前の面倒臭さが強く、やった後の爽快感とのギャップがあるものは、筋トレをおいて他にないと納得。
私たちは義務教育という、モチベーションがかなり低くても継続させられる訓練を受けている。
それを考えると、筋トレは、その爽快感が有る分、継続しやすいと読み解くことが出来た。
「朝の習慣」(佐藤伝著/中経出版)の中に「脳と筋力をつなぐ神経。筋力がない人は、そのネットワークが単純でストレスに弱い。筋力をつけていくと神経ネットワークも複雑になり『まあ、そういう見方もあるね』と多様な解釈ができるようになる。つまり筋力をアップさせることが、思考も変えていく」という旨の記述があります。
筋トレすることにより、そこに至る神経が徐々に作られていくと「”いま自分がやっているこの方法にはこのような効果がある”と意識しながらやる(意識性の原則)」と、やがてストレスに強くなり、思考も多彩になるならば、あながちモチベーションがまったく無いともいえない。
このような理由を発見することができるのも筋トレのおかげかもしれない。
「全部一度に変える」のではなく「一つひとつかえる」という著者の言葉が何よりであった。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
年齢を重ねる事で一番衰えを感じるのが、筋力だと思う。しかし、なかなか時間を確保してまで筋肉を鍛える事をやっていない。私の筋トレ人生は、この本をきっかけにしたいと思う。
紙の本
納得した
2022/06/18 12:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紫苑 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジムに行く理由が明確で最初からそれを話すことができる人ほど成功しやすいという傾向は意外でした。肉体改造というより、自分を律する目的で行かれてる方、最初は別の理由だったけど体調がいいからという理由で続けてる方。最終的には自分を律することができてるから仕事にも繋がりやすいということだと思います。ジムへのハードルを下げてくださった一冊です。
投稿元:
レビューを見る
負荷がかかった状態でないと、成長できない。そのとおり。しかも負荷はずっと上げ続けていかないといけない。そのとおり。
負荷を上げ続けること自体が楽しくなってくる。それは本当か?
楽しくなって欲しいと願い続けて、はやビジネスマン17年。あと十年がんばったら楽しくなるかなぁ。
もともと怠け者って事?自分の体力と能力と自身が崩壊しないようにがんばり続ける。うーんマイナス思考。
次は、少し甘やかしてくれる本でも読もうかと思った。
投稿元:
レビューを見る
要するに、筋力トレーニングに限らず、
楽して、いきなり目に見えて効果のある訓練等ない。
地道な無酸素運動、適度な有酸素運動、適切な食生活
これらを満たすことが、減量しなおかつ、身体を引き締める一番の有効な方法である。
人間の健全な自尊感情を高めてくれ、自分の身体の構造やしくみに興味を持ち続ける事につながる。
トレーニングの目的は続けることにあるといってもいいくらいだ。
とにかく習慣づけて継続する事が何より有効だ。
また、メンタル面でも、ポジティブ、気持ちの切り替え、アイデアの発想、直観力、集中力、危機察知能力を高める効果がある。
有酸素運動をすると、シワが増える。痩せるのにそれほど効果があるわけではない。
あくまでも、食生活と適度な有酸素運動、筋トレをバランスよくやる事が秘訣。
しっかり寝ないと筋肉はつかない。
11時〜12時、2時〜3時に成長ホルモンが分泌される。
きっかけはモテたい、コンプレックス解消でもいいが、
最終的な目標が定まらないと続かない。
目的は健康的な生活を送りたい、目標はトレーニング方法を習得して生活の一部にする
自分の心を鍛えなおすためにトレーニングをして、自分を新しく作りかえたい等、
目的をちゃんとトレーナーに伝えられるかで、長続きするかが決まる。
結局、コミュニケーション力、自分の本当にやりたい事や考えを協力者に伝えられるかで、
効率性が変わってくるのだ。
また、年齢による衰えを維持するためにも、トレーニングを続ける事は晩年を豊かにする上でも大事だ。
有酸素運動をやりすぎたり、断食等をすると、一時的には痩せるが、
体内から必要な栄養素が抜けて、骨や筋組織の衰退を早めるだけだ。
間違った健康・トレーニングは危険。
鍛える時には、一度筋組織を破壊して、超回復を図る事で、筋繊維をより太くしていく。
痛いくらいのトレーニングでないと意味がないい。ある程度の負荷を漸進的に増加させていく。
年齢とともに、衰えが早まり、回復力も弱まるから、柔軟に変えていく必要がある。
1レッスン1万円、一月10万円弱の支払い能力を獲得したら、
もう一度読み直そう。ぜひ健康を維持し、精神を鍛えたい!
投稿元:
レビューを見る
読む前はそのタイトルに興味を引かれ、また、自分も日々「筋トレ」していることもあり「どんな内容かな?」と思って読んでみたが、
「すぐに効果の出ない(少なくとも3ヶ月以上続けないと引き締まった体にならない)筋トレ」を
「目的意識を持って」
「日々、継続していく」ためには(特に忙しいビジネスマンは)、
「時間管理をしっかり行い」
「食事・睡眠等に注意し」
「常にベストな状態を保っておく(心身ともに)」
これは、いわゆる「筋トレ」に限らず、「できる!ビジネスマン」の必須条件であるように思える。
この本は、これらの条件を筋トレを通じて養っていこうという、今までにない視点で捉えた、面白い本だった。
投稿元:
レビューを見る
タイトルは実にシュールですが。
なんとなくジム通いでもしようかなぁと思ってたところなので、読んでみた。プロデュースがレバレッジカンパニーってあたりでいかにもな感じだけど。
これが、意外とおもしろい。
単純に「筋トレをしよう!」というのでなく、それによってメンタルを鍛えることに主軸を置いて書いている。
継続すること。計画を立て、行動に落とし込むこと。辛いときほどがんばること。
それができる人は、筋トレも継続してできる。
とりあえずジョギング辺りから始めようかなー。
投稿元:
レビューを見る
社会人になり、デスクワークばかりで運動をすることはほとんどなく。
最近、体のラインが少しずつ気になってきたので手に取った一冊。
筋トレをする人が仕事ができるわけではなく。
仕事ができる人は筋トレも続けられる。ただそれだけ。
目的意識を持ち続け、達成するために常に努力し続ける。
そのコツコツとした努力が体を作っていくらしい。
新しく何か始めたい時に読むのにオススメです。
ジムに通おうかと思っている人は参考になる部分も多いかも。
投稿元:
レビューを見る
http://umagoon.blog17.fc2.com/blog-entry-1312.html
投稿元:
レビューを見る
2008年8月25日購入。
読書中。
2008年8月26日終了。
「英語・IT・金融知識」に次いでビジネスマンに必要なのは「筋肉」であり、ビジネスもトレーニングも成果を挙げるための方法論は同じだから・・・というテーマで書かれている。
どんなトレーニングをするのかという細かいHowTo本ではなく、継続させるためのコツが書いてある本。メタボも話題になっているし、継続させたい場合や諦めそうになったときに読むといいかも!
投稿元:
レビューを見る
筋トレって楽なことじゃない。
どちらかというと、辛いこときついことの方が多いかもしれない。
でも、最近筋トレする人は少なくない。
なぜだろう?
やはり、健康ブームだからか、生活習慣病やメタボリックシンドロームが怖いからか、筋骨隆々になりたいからか、もてたいからか、理由は人によって違うが、何のために筋トレをするのかが重要である。そうでなければ、継続は難しい。
1日24時間、限られた時間。自分の体にどれくらいの時間を投資することができますか?
筋トレをすることで、他の作業ははかどっていませんか?
筋トレをすることで、一石二鳥、いや二鳥どころではないと思います!!
ぜひ、自分の体にお金だけではなく時間を投資し汗を流し、筋肉をつけましょう!!
投稿元:
レビューを見る
ちょっととってつけたようなタイトルかな。まぁ、わからない事も無いではないけど、そんなに目新しい内容は書いてなかったな。まぁ、計画性が大事と言う事か。
投稿元:
レビューを見る
経営者の方たちをメインクライアントとして活躍する、山本ケイイチ氏の新書。筋トレやダイエットに関して、ハウツーではなくその心がけや成功者たちの共通点を簡潔にまとめている。
私は近年人気の似通った自己啓発本が大変苦手なのだが、この本は「筋力トレーニング」という切り口から説得力のある精神論を述べており、読む価値は非常に高いと思う。継続することの大切さ、目的を明確にすることの重要性、フィットネスクラブの現状やパーソナルトレーナーの意義など、見所は随所にちりばめられている。通り一遍の自己啓発本よりは格段にお勧めしたい一冊。
投稿元:
レビューを見る
確かに、仕事できる人ってジムとかに通ってたり・・・と思い読んでみた。
個人的には、筋トレとかを持続してできる精神力がある人は何にでも頑張れるんじゃないか?と思う。
筋トレ=できる人ってわけではなく、『努力する力』がある人はできる人になりえるんだと思う。現実問題、努力したら誰でも成功できるわけじゃないけど、自分の周りで能力が高い人はみんな努力している。『自分はできない。』って思わず、とりあえず、頑張ること、そこから始めるべきな気がします。
投稿元:
レビューを見る
筋トレをしているから 仕事ができる
ということに直結するわけではないが
上手なトレーニングというのは
目的を明確にし
目標をさだめ
到達までの具体的な計画をたて
継続するための仕組みをつくり
実行する
ということが 仕事で成果をだすのと同じであると
いう所につながっていく
トレーナーとしての知識 経験から書かれた内容は
自分にとってスムーズに入り込み 楽しいものであった