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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2011.1
- 出版社: 新潮社
- サイズ:20cm/253p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-10-436104-5
読割 50
紙の本
雪の練習生
著者 多和田 葉子 (著)
サーカスの花形から作家に転身し、自伝を書く「わたし」。その娘で、女曲芸師と伝説の「死の接吻」を演じた「トスカ」。さらに、ベルリン動物園で飼育係の愛情に育まれ、世界的アイド...
雪の練習生
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商品説明
サーカスの花形から作家に転身し、自伝を書く「わたし」。その娘で、女曲芸師と伝説の「死の接吻」を演じた「トスカ」。さらに、ベルリン動物園で飼育係の愛情に育まれ、世界的アイドルとなった孫息子の「クヌート」。人と動物との境を自在に行き来しつつ語られる、美しい逞しいホッキョクグマ三代の物語。【「BOOK」データベースの商品解説】
【野間文芸賞(第64回)】サーカスの花形から作家に転身し、自伝を書く「わたし」。その娘「トスカ」。ベルリン動物園で世界的アイドルとなった孫「クヌート」。人と動物との境を行き来しつつ語る、ホッキョクグマ3代の物語。『新潮』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
祖母の退化論 | 5−75 | |
---|---|---|
死の接吻 | 77−164 | |
北極を想う日 | 165−253 |
著者紹介
多和田 葉子
- 略歴
- 〈多和田葉子〉1960年東京生まれ。ハンブルク大学大学院修士課程修了。「犬婿入り」で芥川賞、「ヒナギクのお茶の場合」で泉鏡花文学賞、「球形時間」でドゥマゴ文学賞を受賞。ベルリン在住。
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著者/著名人のレビュー
物語を紡いでいるのは...
ジュンク堂
物語を紡いでいるのは人間なのか、熊なのか。
この小説に新鮮な気持ちを覚えることでしょう。
それはきっと熊が書いたものだから!
書店員レビュー
物語を紡いでいるのは...
ジュンク堂書店吉祥寺店さん
物語を紡いでいるのは人間なのか、熊なのか。
自らの、あるいは大事な相手のことを伝えようと、
記憶を辿り、言葉を綴る彼女たちに惹きつけられると、そんなことはもうどうでもよくなってくる。
三つの時代、そのそれぞれに生きる熊と、彼女らに関わる人間たち。
一章ごとに語られる彼女たちはとても愛おしく、世代が変わりその物語に触れられなくなってしまうことはとても悲しい。
しかし、新しい世代である子どもたちもまた、それぞれに語り、語られるべきものがあるのだ。
雑誌・地図担当 土屋 容