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ここは退屈迎えに来て(幻冬舎文庫)

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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2014/04/05
  • 出版社: 幻冬舎
  • レーベル: 幻冬舎文庫
  • サイズ:16cm/259p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-344-42188-2

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紙の本

ここは退屈迎えに来て (幻冬舎文庫)

著者 山内 マリコ (著)

そばにいても離れていても、私の心はいつも君を呼んでいる―。都会からUターンした30歳、結婚相談所に駆け込む親友同士、売れ残りの男子としぶしぶ寝る23歳、処女喪失に奔走する...

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ここは退屈迎えに来て (幻冬舎文庫)

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商品説明

そばにいても離れていても、私の心はいつも君を呼んでいる―。都会からUターンした30歳、結婚相談所に駆け込む親友同士、売れ残りの男子としぶしぶ寝る23歳、処女喪失に奔走する女子高生…ありふれた地方都市で、どこまでも続く日常を生きる8人の女の子。居場所を求める繊細な心模様を、クールな筆致で鮮やかに描いた心潤う連作小説。【「BOOK」データベースの商品解説】

都会からUターンした30歳、結婚相談所に駆け込む親友同士、売れ残りの男子としぶしぶ寝る23歳、処女喪失に奔走する女子高生…。ありふれた地方都市で、どこまでも続く日常を生きる8人の心模様を描いた連作小説。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

私たちがすごかった栄光の話 7−44
やがて哀しき女の子 45−86
地方都市のタラ・リピンスキー 87−111

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みんなのレビュー62件

みんなの評価3.6

評価内訳

電子書籍

甘酸っぱくはない

2015/07/31 20:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みるお - この投稿者のレビュー一覧を見る

十代後半~20代の何者かになりたいけど何者にもなれない青春時代の鬱屈とした一コマ。ゆるい人のつながりも面白い

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紙の本

目に浮かぶ光景

2015/05/06 19:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かさ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ありふれた地方都市での日常が書かれた短編集です。
スイスイ読めます。
分かる!ありえる!起こりえる!と思う箇所がたくさんあります。

共感ばかりではもちろん無いのですが、そこが人それぞれで面白いです。
最初は図書館で借りたのですが何度も読みたくて購入しました。

短編集なのですが繋がっている部分があり楽しめました。
男性も十分に楽しめるので尻込みせず読んでほしいです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

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2016/01/31 18:53

投稿元:ブクログ

とてもおもしろい。ファスト風土の地方都市を舞台にどうにも満たされない女の子達を描いてる。東京育ちなのであまり共感はできなかったけども、リアルな気がする。

2014/08/15 16:27

投稿元:ブクログ

8作品による連作短編集。
どの作品にも、椎名くんが出てくる。
地方都市の普通の女の子の話。
何か普通の話過ぎて、そうゆう事もあるよね〜的な感じ。
びっくりする話はないけど30代、40代の女子向けかな〜
'14.08.15読書完了

2016/08/28 17:17

投稿元:ブクログ

人に薦められた本を読む第11冊目
中学・高校時代の友人に薦められ。いわゆるロードサイドストーリーといわれている短編集。唯一全編を通じて登場する「椎名」は、地方に縛り付けられている登場人物達の羨望の的となるキャラクター。ただし、話が進む毎にそんな彼も、どこにでもある地方都市の風景の一部に過ぎない事が徐々に明かされていく。恐らく生まれ育った地方を打ち捨てて都会に出た誰もが、抉られる様な激しい痛みに身悶える一冊。自分も類に漏れず地方から都会に出たクチなので、登場人物達が身を浸す退屈の描写を読む度に、過去のフラッシュバックが襲いかかってきたし、またそれを無事脱出できたという優越感と、同時にいつでも同じ境遇に戻らざるを得ない可能性があるということにただひたすら怯えてしまった。これは地方出身者にオススメ、といっても現状に満足している人達じゃないと心臓に悪過ぎるかも。

「私たちがすごかった栄光の話」一度都会に出たものの、疲れ果て地方に戻ってきた主人公。「やがて哀しき女の子」羨望の的だったクラスのアイドルも…。「地方都市のタラ・リピンスキー」ゲーセンで不毛な毎日を潰すゆうこの唯一の希望は。「君がどこにも行けないのは車持ってないから」惰性で好きでもない男と関係を続ける彼女は最後に。「アメリカ人とリセエンヌ」唯一の友人であるアメリカ人の友達のブレンダと。「東京、二十歳。」憧れの家庭教師と同じ生活を夢見、単身東京に上京した私。「ローファー娘は体なんか売らない」くたびれたオジサンに体を売る内に、本気で恋をするものの…。「16歳はセックスの齢」16歳で処女を捨てようと約束した友人が眠り病に侵されて。

2014/11/14 22:39

投稿元:ブクログ

女子をこじらせ、
自分の本当の居場所はここではないと思い続け、
運良く仕事で東京に住むことになり、
何もかも嫌になって帰ってきた私のためにあるのかと思える小説。
「ここは退屈迎えに来て」にすべてが詰まっている。

東京に住んで明確に分かったことがある。
東京にあって地元にないものは、私にはなかった。
あるのは『東京に住んでいる私」という、
あまりにも儚く頼りないなけなしの見栄だけだった。
毎日中央線に乗って新宿へ行くあの通勤ルート、
西新宿の高層ビル街を歩く足取りは、
いつまで経っても覚束なかったし借り暮らしだった。

でもそれを確認するためだけにでも、東京に行ってよかったと心底思う。
「東京に行っていたら」というなけなしの感情に取りつかれなくてよかった。
だからこの子たちの感情は痛いくらいに解る。
だから、行きたいと思った子は一度東京に出てみたらいい。
「やらなかった後悔」を呪う人生はやめた方がいいから。

「国道沿いで悶絶する魂を見守るような雰囲気があるとも感じた」
あとがきのこの言葉にいちばんしびれてしまった。
どこへも行けない彼女たちの魂への餞みたいな言葉だ。

2015/07/20 22:55

投稿元:ブクログ

狭い世界で退屈を抱える女の子たちの話。
興味の無い人からどう思われてもいいはずなのに
結果的にみんなのことを気にしてしまうもどかしさ。
椎名はみんなの青春の象徴のようなものなのに
ただ年を重ねているだけで失望されてしまう。
椎名目線の話が無いのが
良い具合に椎名の軽薄さを感じられて良い。

2014/08/23 22:22

投稿元:ブクログ

「東京」という憧れの対象の町と子供時代の同級生の「ヒーロー」
その二つを中心にして、焦燥感と劣等感に包まれた女性たちの物語

「東京」と「地方」という対立関係は鮮明で、地方にいる人は、それだけで劣等感を感じてしまう。
日本における「東京」は、それだけ特別な町。
その東京の特別性は、「東京タワー」で見事に描かれ、この作品はそのことを再び思い出させた。

東京へ行けば、何者かになれるのではないかという、強い憧れは、小学校時代の「ヒーロー」への憧れと似ている。
しかし、「ヒーロー」が、結局は平凡な人生を送るように、「東京」へ行ったからといって、何かを得られ、自分が何者かになれるわけではない。
実体のない憧れは、虚しいが、そのことをわかっていても現状に満ち足りるということは難しい。
だからこそ、自分は特別ではないということを、認識できる年齢になっても、虚しさを見ないようにし、あこがれ続けるという嘘を自分に対してつき続けるのかもしれない

作者の年代とドンピシャで重なるので、そのときどきの文化が懐かしい。

2014/04/29 18:51

投稿元:ブクログ

八人の女の子の視点で語られる、椎名くんという軸で繋がれた連作短編集。

この椎名くん、若かりし頃は女の子をキャーキャー言わせる存在なのだが、段々と鄙びた町に同化して、魅力のカケラもなくなってしまう悲しい存在である。

彼の変化が時間経過をきちんと感じさせてくれる効果を持つのに対して、主人公たちは「女の子」の空気をいつも保っている。
地方という土地に対する諦めや無い物ねだりを含みながらも、虎視眈々と生きる姿に目をそらせない。

ちょっぴり行き過ぎな所もあり(笑)

2015/10/21 15:47

投稿元:ブクログ

なんか薄暗くて品もないけど可愛くて切ないそんなかんじです。
女子高生な感じとか出てくる固有名詞がリアルだ。各話のリンク具合が絶妙で面白い。
地方都市のタラ・リピンスキーとアメリカ人とリセエンヌがすき。

2014/04/17 17:49

投稿元:ブクログ

ありふれた地方都市で、どこまでも続く日常を生きる8人の女の子。著者「今でも地元に帰るとこんな気持ちになります」

2015/12/20 01:41

投稿元:ブクログ

地方都市の鬱屈を抱えて生きる女性(女の子)たちの連作短編。
全編を通して「椎名くん」という憧れの男性が描かれている。
時代をさかのぼる掲載順なので、最終話では椎名くんは「中学で一緒だった永遠の憧れ」なのだが、中年になった彼を読者はすでに知っている。
そこに一抹の切なさとたくましさを垣間見る。

2016/06/18 22:16

投稿元:ブクログ

椎名くんの人生、素敵。こんなに女の子の思い出に残っているなんて、うらやましい。
迎えに来て欲しいんだよ、女の子は。切実に

2014/06/25 18:59

投稿元:ブクログ

地方都市の若者の生き方を、若者らしい文体で綴る。最近、この手の本が多いと思うが、書評で読み、気になり読んでみた。地方の幹線道路沿いに並ぶ大型店舗の感じも、ユニクロ、ニトリ、TSUTAYAなど、ブランドをストレートに語るスタイルがおもしろい。最近、地元に帰る地方都市の若者を取り上げた小説が多いと思うが、まさに、マイルドヤンキーの特徴で、それがよく表れていると思う。

2015/08/20 10:52

投稿元:ブクログ

私は東京の人間だけども、こういう居場所のない抜け出せないカンジ、若い頃はずっとあったな。この年になって読むから、甘酸っぱくほろ苦く読めたかも。も少し若かったら、苦しかったかもなぁ。

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