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紙の本
日和山 佐伯一麦自選短篇集 (講談社文芸文庫)
著者 佐伯 一麦 (著)
新聞配達の早朝の町で、暗天に閉ざされた北欧の地で、染織家の妻と新たな暮らしを始めた仙台の高台の家で、そして、津波に耐えて残った小高い山の上で―「私」の実感をないがしろにし...
日和山 佐伯一麦自選短篇集 (講談社文芸文庫)
日和山 佐伯一麦自選短篇集
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商品説明
新聞配達の早朝の町で、暗天に閉ざされた北欧の地で、染織家の妻と新たな暮らしを始めた仙台の高台の家で、そして、津波に耐えて残った小高い山の上で―「私」の実感をないがしろにしない作家のまなざしは常に、「人間が生きていくこと」を見つめ続けた。高校時代の実質的な処女作から、東日本大震災後に書き下ろされた短篇まで、著者自ら選んだ九篇を収録。【「BOOK」データベースの商品解説】
「私」の実感をないがしろにしない作家のまなざしは常に、「人間が生きていくこと」を見つめ続けた−。高校時代の実質的な処女作から、東日本大震災後に書き下ろした短篇まで、著者自ら選んだ全9篇を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
新聞配達の早朝の町で、暗天に閉ざされた北欧の地で、
染織家の妻と新たな暮らしを始めた仙台の高台の家で、
そして、津波に耐えて残った小高い山の上で――
「私」の実感をないがしろにしない作家のまなざしは常に、
「人間が生きて行くこと」を見つめ続けた。
高校時代の実質的な処女作から、東日本大震災後に
書き下ろされた短篇まで、著者自ら選んだ9篇を収録。【商品解説】
目次
- 朝の一日
- 栗の木
- 凍土
- 川火
- なめし
- 青葉木菟
- 誰かがそれを
- 俺
- 日和山
収録作品一覧
朝の一日 | 7−29 | |
---|---|---|
栗の木 | 31−49 | |
凍土 | 51−69 |
著者紹介
佐伯 一麦
- 略歴
- 佐伯一麦(1959.7.21~) 小説家。宮城県生まれ。84年「木を接ぐ」で海燕新人賞を受賞し作家デビュー。90年『ショート・サーキット』で野間文芸新人賞、91年『ア・ルース・ボーイ』で三島由紀夫賞、97年『遠き山に日は落ちて』で木山捷平賞、2004年『鉄塔家族』で大佛次郎賞、07年『ノルゲ Norge』で野間文芸賞、13年『還れぬ家』で毎日芸術賞を受賞。他の著書に『草の輝き』『石の肺--僕のアスベスト履歴書』『ピロティ』『震災と言葉』『光の闇』『渡良瀬』などがある。
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日和山
2020/04/08 19:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代の代表的な私小説作家の初期から震災後までの作品を集めた作品集。『ノルゲ』にも通ずる作品「凍土」や、離婚して離ればなれとなった子との交流、アスベストによる病など様々なテーマがあるが、私小説の性質上著者の人生に通底するものが見られる気がする。