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紙の本
容疑者 (創元推理文庫)
ロス市警の刑事スコットは相棒とパトロール中、銃撃事件に遭遇する。銃弾はふたりを襲い、相棒は死亡、スコットも重傷を負った。事件から九カ月半、犯人はいまだに捕まっていない。警...
容疑者 (創元推理文庫)
容疑者
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商品説明
ロス市警の刑事スコットは相棒とパトロール中、銃撃事件に遭遇する。銃弾はふたりを襲い、相棒は死亡、スコットも重傷を負った。事件から九カ月半、犯人はいまだに捕まっていない。警備中隊へ配属となったスコットはそこで新たな相棒―スコットと同様に、大切な相棒を失ったシェパード、マギー―に出会った。アメリカ探偵作家クラブの生涯功労賞を受賞した著者の大作登場。【「BOOK」データベースの商品解説】
ロス市警の刑事スコットは、パトロール中に遭遇した銃撃事件によって相棒を失った。その後、警備中隊へ配属となったスコットは、スコットと同様に相棒を失ったシェパードのマギーに出会い、自らの事件を調べ始める。【「TRC MARC」の商品解説】
銃撃戦で相棒を失い自らも重傷を負った刑事スコット。心の傷を抱えた彼が出会った新たな相棒はシェパードのマギー。アメリカ私立探偵作家クラブの巨匠賞受賞の著者の渾身の大作。【商品解説】
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書店員レビュー
マギー、いけ!
ジュンク堂書店三宮店さん
銃撃事件で相棒を失った巡査スコットは、自らも重傷を負ったが一命を取り止める。傷病休職を断り、希望して転属した先の“K9”、警察犬部隊で、ジャーマン・シェパードのマギーと出会った。お互い相棒を失ったスコットとマギーは徐々に友情を育んでいく。そして、二人(一人と一匹)で真犯人を追い詰めて・・・。
緊迫のクライマックスでは涙が込み上げてきて、423ページ目で、とうとう、こぼれました;;;
紙の本
ぶっちぎり
2015/12/09 23:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:鋳掛屋喜助 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私が2015年に読んだミステリーの中で、ぶっちぎりの第1位です。アレックスなんか目じゃありません。犬好きの人も、そうでない人も誰もが涙に溺れる感動作です。ロバート・グレイスの作品は初めて読んだので他の著作も片っ端から読んでやろうと検索しましたが、ほとんど<取扱できません>でした。
早く再発売してくれ!
紙の本
犬の視点での描写が素晴らしい犬好き読者には堪らない作品。
2023/11/30 10:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
犬の視点での描写が素晴らしい犬好き読者には堪らない作品。人と犬との話は、互いに打算のない純粋な愛情と信頼で結ばれるところにあると私的には考えている。その点、主人公・スコットが犬・マギーを愛する以上に、犬・マギーがまるで我が子を愛し守るように、打算のない愛と保護をスコットに注ぐ描写には心温まる。事件としては出だしからの謎めいた展開は良いのだが、本題が後半になってやっと隠し玉的に顔を出し、少々短絡的に黒幕に行き着くのにはかなり不満残る。特に、最後の幕引き劇は単純・簡潔過ぎて盛り上がりに欠けたのが難点。とは言え、どうも主役は犬・マギーなので、犬の視点から見て、良しとしましょう。
紙の本
絆の物語
2017/09/04 21:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
一人と一匹の友情の物語。序章から緊迫感があって一気に物語に引き込まれました。人と犬をつなぐリードは神経だ、という台詞はいい言葉だと思いました。警察犬のマギー視点のパートもあるので、犬に感情移入するんですよ。
紙の本
マギーという名のジャーマンシェパードの物語
2015/10/10 03:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
これほど、内容とタイトルがいまいちしっくりこないのもなんだか珍しい。
原題は“SUSPECT”だからその通りではあるんだけど。
というかこの話、お互いにパートナーを失った巡査と軍用犬のジャーマンシェパードが、出会って新たなパートナーとなる、というあらすじだけで泣きそうになってしまうところがメイン。 なにしろプロローグにおいて示される、アフガニスタンでマギーがハンドラーのピートを失うことになった顛末だけで号泣であった。
擬人化されすぎないマギー視点が胸に迫ります。
それに対して巡査のスコットはマギーに比べて存在負けしている部分もあり・・・そんなふうに証拠を扱ったら裁判が成立しなくなるのわかるだろ!、と叱りつけたくなるほどいろいろ無茶をする。 それは勿論、突然の銃撃戦でパートナーを失い、自分も死の一歩手前まで行ったトラウマのせい、どうしてもその事件を解決したい気持ちのせいだということもわかっているけれど・・・もうちょっと考えて行動しようぜ、と思ってしまう。
でもそれを補ってくれるのがマギー。 根本的にけなげなジャーマンシェパードに、私はやられっぱなしでした(軍用犬から怪我をしたため警察犬へと異動?になったこの40kgのお嬢さんと、一緒に暮らすのって素敵ね、と思ってしまった)。
なにしろこの二人(一人と一匹?)がいかにして心を通わせ、信頼関係を築いていくかが読みどころなので、結構事件そのものはわりとおろそかというか、読み手としてもそんなに興味をひかれない(結構どうでもいい)という・・・それでも満足なのはひとえにマギーの存在故です。
一気読み必至!