宇宙軍士官学校-前哨-6
著者 鷹見一幸
地球防衛のための援助を得るため、ケイローンの首都惑星シュリシュクに到着した恵一たちを待っていたのは、“魂の試練”だった。同様の要請を携えこの星を訪れている他の28種族との...
宇宙軍士官学校-前哨-6
商品説明
地球防衛のための援助を得るため、ケイローンの首都惑星シュリシュクに到着した恵一たちを待っていたのは、“魂の試練”だった。同様の要請を携えこの星を訪れている他の28種族との3回の戦いの結果で、支援の優先順位が決まる! 最初の戦いはドローンを相手に戦う団体白兵戦。2回めは、選抜された兵士による機動戦闘艇を使った格闘戦(ドッグファイト)。3回めが、艦隊同士の機動戦であった。果たして恵一たちは、この試練に勝ち残れるか!?
著者紹介
鷹見一幸
- 略歴
- 2000年「時空のクロスロード」にて作家デビュー。著書に「でたまか」シリーズなど。
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リアルなSF、だけどラノベでかつ深い
2015/12/20 21:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TawashiSTK - この投稿者のレビュー一覧を見る
フィクションだが、考証がしっかりしていて、とてもリアルに感じる。
何千年も前から科学技術を進歩させてきた、しかもコミュニケーション可能な異星人が地球にに降臨したら……というIFが、しっかりシミュレートされていてとても説得力がある。
6巻では、先進惑星が、未開惑星たちに救援の優先順位をつけるために行う「試練」が描かれる。「アバター」「仮想空間」という生命を保持するシステム、「宇宙での実戦」、説得力のある設定と文章がとても魅力的だった。
「先の先を読む」、考えの深さとそれを実現するための段取りの堅実さには、よくある一発逆転とは違う、用意周到さの持つ面白味があり、ワクワクしながらサクサク読み進められる。
全体を貫く「あらゆる状況を鑑みて考え抜くこと」というテーマが、一読の価値を有すると思う。3回読んでも飽きがこない、濃い内容だった。