遺臣 百万石の留守居役(四)
著者 上田秀人
四代将軍家綱の死去。宮家擁立に失敗した家綱の寵臣大老酒井忠清は権力の座から滑り落ちる。代わって台頭したのが、館林公綱吉を擁立した堀田正俊。加賀前田家には頭の痛い問題があっ...
遺臣 百万石の留守居役(四)
商品説明
四代将軍家綱の死去。宮家擁立に失敗した家綱の寵臣大老酒井忠清は権力の座から滑り落ちる。代わって台頭したのが、館林公綱吉を擁立した堀田正俊。加賀前田家には頭の痛い問題があった。不祥事で放逐した留守居役の小沢が事もあろうに堀田家に抱えられている。繋ぎのできるのは、新米留守居役の数馬だけ。藩の命運を懸けた高度な交渉に数馬が挑む。そして、失意の大老酒井は再逆転を狙い伊賀者に秘策を命ずる。百万石、危うし。
目次
- 第一章 将軍の葬儀
- 第二章 殉ずる形
- 第三章 走狗の夢
- 第四章 見習い同士
- 第五章 大老最後の策
著者紹介
上田秀人
- 略歴
- 1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。歯科医師。「孤闘」で中山義秀文学賞を受賞。ほかの著書に「峠道」「天主信長」など。
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