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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/01/26
- 出版社: 河出書房新社
- サイズ:20cm/254p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-309-02358-8
読割 50
紙の本
救出 3.11気仙沼公民館に取り残された446人
著者 猪瀬 直樹 (著)
東日本大震災発生。押し寄せる津波、燃える海…。水没した気仙沼市中央公民館屋上の446人。絶体絶命の危機にさらされた彼らが全員救出されるまでの緊迫と奇跡を描くノンフィクショ...
救出 3.11気仙沼公民館に取り残された446人
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商品説明
東日本大震災発生。押し寄せる津波、燃える海…。水没した気仙沼市中央公民館屋上の446人。絶体絶命の危機にさらされた彼らが全員救出されるまでの緊迫と奇跡を描くノンフィクション。著者と田原総一朗との対談も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
猪瀬 直樹
- 略歴
- 〈猪瀬直樹〉1946年長野県生まれ。道路公団民営化委員、東京大学客員教授、東京都知事等を務めた。「ミカドの肖像」で第18回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。他の著書に「道路の権力」など。
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紙の本
いろいろな体験
2021/02/26 10:43
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投稿者:怪人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの東日本大震災からもう10年が経った。被災地の一つ、宮城県石巻市で地震津波を体験した身であっても被災地域の全てを知っているわけでも無いし、当時の記憶も薄れつつある。
被災3県と言われる岩手、宮城、福島県、中でも津波で大きな被害を受けたのは三陸沿岸地域である。各地にいろいろな体験が残されている。気仙沼もそのような地域だ。
当時、東京都副知事だった著者が自身のツイッターに投稿された一文に着目し、内容の真偽を判断し、救助の手を気仙沼に派遣した。その顛末を記したものだが、気仙沼地域やそこで暮らす人々を活写している。途中に著者の好奇心が強すぎて閉口することや重複する部分が読む上で気になるし、気仙沼や三陸沿岸の地理に疎い人のために、位置図や詳細図等は中央公民館の構造図と同様に巻頭口絵に掲載してもらうとわかりやすかった。
いずれにしろ、遠く離れた東京都から指揮し組織的な救助活動を行ったことはあっぱれな美談であると思う。