紙の本
小島慶子さん??
2019/08/17 23:25
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投稿者:るい - この投稿者のレビュー一覧を見る
何処かで??
テレビ局関係の方なのですね!
余り、テレビを観ていなくて!
わたしの神様は??
誰も他の人の痛みはわからない!
痛みは本人しか体験できない。
傍目に大変そうに見えるかどうかだけで判断するのは、暴力だと思う。
神様=判断基準?
神様は、一人一人、自分の中に存在する!
そう思っていますが、この本を読んでも、そう思いました。
紙の本
あまり新鮮さがない・・・
2015/09/18 22:56
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投稿者:FUMI - この投稿者のレビュー一覧を見る
彼女がフリーになった時にTVでよくしゃべっていた「女子アナ像」をたくさん盛り込んで小説にした感じなので「今更?」という感じがした。
要は女子アナは「自己顕示欲」と「承認欲求」が強いというもの。あとは「物語」になるようにした感じがする。
世間一般が思う「女子アナ」というものがそのままという感じである。
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電車で読もうとしたら、女子高生に表紙・背表紙をジロジロ見られたのであきらめ、翌日はブックカバーをかけて読むことに。
容姿がすべてで、見栄とプライドだけで生きるってすごい!
ひょぇ~って感じです。
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ストーリーはとくにない。登場人物のモノローグと説明文が入り混じり読みにくい部分がある。それでも、
「私には、ブスの気持ちがわからない。」
この一文で始まるこの小説は、そんな細かいことはどうでもよくなるほど、それぞれのキャラクターに対して愛と力と情念がこめられている。男社会が崩壊しない限り、わたしの神様を信じるしかない働く女性の姿が息苦しいほどリアルに描かれている。
小説という形を借りた告発だと感じた。ただ凄まじかった。
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これを女子アナの世界の話。と思って読める人は幸せな育ち方をしたんだろうと思う。
もしくは問題に気が付いてないか見ないふりをしているのか…
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女子アナの世界がステレオタイプに描かれている。
最初は内幕ものかと思ったが、働く女性に共通する話であり、女性の焦燥、怒り、憎しみがこれでもかと書かれている。
多かれ少なかれ、働く女性なら共感するところはあると思う。
女性の時代だの活躍促進だの、はたまた女性のほうが出世が早いという御仁もいるが、女性に求められる役割を超えて、男性の領分に侵入してくる女性を受け入れる社会は極めて稀であろう。
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容姿と知性、女性らしさの全てが要求される日本独特の職業
海外に住んでいる知人が日本のニュース番組を見てビックリしていた。
女性アナウンサーのミニスカートから覗く脚を下から舐めあげるようなカメラワークで番組が始まるからだ。
最近はさらに顕著な気がするがアイドルや女優のような容貌の高学歴な男女が毎日ピカピカの笑顔を振りまいてテレビに登場している。
その動向はゴシップの対象になり、入社前にホステス経験があれば内定取り消し騒ぎ、愛らしいお天気キャスターが不倫報道で叩かれ降板。
最近では男性キャスターの利益供与問題も騒がれていた。
会社員でありながら芸能人のような、また女性であれば男性プロデューサーとテレビの前の男性の欲望を満たすような存在であることが期待される
まさに特異な職業である。
小説で表わされている女性陣の心の声は女子アナ業界に関わらず今の社会で生きる女性達の葛藤にそのまま当てはまりそうである。美醜、能力、フアッションセンス、伴侶と子供の有無、そのステータスなど多方面から評価され、またお互いを比較し合う。不毛だけどやめられない。皆それぞれの武器とコンプレックスを抱え、わたしの神様を信じて戦っていくのだ。
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わたしにはブスの気持ちがわからない。
他人を毒づいて陽の目をあびずにいきるぐらいなら、他人から批判されても目立つ生き方をと、貫く主人公の強さは清々しい。
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2015.05.10
男の欲望は、女に権力を与える。ましてそれが、みんなが欲しがる男なら、なおさらだ。
私には、ブスの気持ちがわからない。
ブスにも私の気持ちはわからないだろう。
東京の夜景を見下ろす窓に映った自分を、まなみは心底きれいだと思った。
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容姿的に華やかな人たちのドロドロとした部分をこってりと描写しまくっていて、濃いなというのが第一印象。面白くはあるんだけれど、ずーっと濃くて波が高いところでふよふよしているので読むのに体力がいる。4人の女の話を時系列の順番に織っているので、ちょっと読みにくくも思う。
この本は章立てを時系列でつけるのではなくて、4人の女それぞれを主人公とした章立てにして編集した方がよいのではないかと思った。多少時系列が前後しても、章ごとに視点が固定されている方が読みやすいし、感情移入しやすい。オムニバス的に一本にまとめた方が、逆に一冊の本としてまとまるのではなかろうか。
ただ、オムニバスをまぜこぜにして有機的な一冊にしたかったといわれれば、その通りなのだが。その場合は、視点がコロコロ切り替わるので、アスタリスクをいれるようなくらい視点が切り替わったことをわかりやすくする編集をしてほしかった。
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恐ろしい。
あまりに恐ろしい。
露悪趣味なのか。
「女子アナ」も、内実はこうなんじゃないか。
と、どこかで思っていることを、元女子アナの著者が、あまりにはっきりとした輪郭で描き出す、恐ろしい本。
真実のデフォルメなのか、読み手の卑しい心象風景を文字にしたのか。
いずれか判断しかねるが、恐ろしい本。
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ブクログの献本企画でいただきました、ありがとうございました。
著者がアナウンサー時代は全く知らず、フリーになってからテレビやラジオで知りました。とくに「ゴローズバー」という作家紹介番組が好きでよく観ていました。
今作品は元女子アナの書く女子アナ小説と話題になっていますが、女子アナに限らずどこでもある話でしょ。登場する女性がみんな他人からの評価を気にして人と自分を比べて幸せになりたくてもがいてるのにみんな幸せじゃ無い。男は男でしょうもない男しか出てこないし。金井だけはまともかな。ドロドロした人間関係でフィクションとはいえ引いちゃう。人間の嫌な部分ばかり描いているわりには読むのが苦痛にならないのは良かった。
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どろどろの人間模様を織り成す
どの女性もその人生の初期から
変わらぬトラウマを抱え
露悪的とも言える男性観と
救いようのない人生観に
自らも蝕まれていく。
こんな設定 現実世界にはあり得ない。
そんな女性たちを巡る男性たちもまた
性欲と出世欲の対象としてしか女性を
扱わない連中ばかり。
こんなものは真実などではない。
最も許せないのは
ジェンダーによる分類から解放された
金井とルイに
物語を冷ややかに俯瞰させるという
狂言回しの役回りを演じさせることで
俗社会のすべての課題を性差の問題に
押し込めてしまっている。
共感もできない。視野狭窄。
非現実的過ぎて社会派とも呼べず
小説と呼ぶには、表現したいものが
この醜い設定そのもの…それ以外に
存在しないことに呆れてしまった。
ご自身の経験から
生まれた物語であることを
大っぴらに公言しているような
舞台装置の毒々しさに
私たちは何を読み取ればよいのだろう。
献本企画で当選してしまったので
どうにか読了。
しかし。
美しさを備えていないファンタジー
思想も感性も秘めていない小説
そんなものは読むに値しない。
人を不快にして 何が楽しいのだろう。
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女子アナが描く世間の要望に応えた小説ということなのでしょうか?人間の醜いところがこれでもかというくらい出てきた。息が詰まりそうになるくらいそれが描かれている。人の美への執着がこんなにも醜いものであるなんておそろしい。
場面の展開がよく分からないところもあり、読みにくさも感じましたが、後半からはページが進む速度も速くなりました。昼ドラのようなドロドロとした話は好みがわかれるのではないかと思います。
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献本、あたったの2回目! わーい!
小島さんも、エッセイで好きなので
小説は初? だけどありがたく読んでみた。
女子アナの世界がほんとにこんなにドロドロしてるならば
けっこうエグいけれど、
フィクション感強かった。
主人公はわたしの中では田中みなみさん。
作者のモデルとした人は誰なんだろー。