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紙の本
双頭のバビロン 下 (創元推理文庫)
著者 皆川 博子 (著)
保護者ヴァルターとの静かな生活から一転、過酷な戦場へ兵士として赴くことになったユリアンとその親友ツヴェンゲル。著名な映画監督となりながらも、撮影現場での大火事の責任をとり...
双頭のバビロン 下 (創元推理文庫)
双頭のバビロン 下
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商品説明
保護者ヴァルターとの静かな生活から一転、過酷な戦場へ兵士として赴くことになったユリアンとその親友ツヴェンゲル。著名な映画監督となりながらも、撮影現場での大火事の責任をとり、ハリウッドから離れざるを得なくなったゲオルク。交錯しては離れていく双子の運命は、鴉片と悪徳が蔓延する魔都・上海で驚くべき邂逅を果たす。数奇な双生児を巡る群像劇は、ここに終幕を迎える。【「BOOK」データベースの商品解説】
兵士として過酷な戦場へ赴くことになったユリアンとその親友ツヴェンゲル。著名な映画監督となりながらも、ハリウッドを追われたゲオルク。交錯しては離れていく双子の運命は、魔都・上海で驚くべき邂逅を果たし…。【「TRC MARC」の商品解説】
保護者ヴァルターとの静かな生活から一転、過酷な戦場へ兵士として赴くことになったユリアンとその親友ツヴェンゲル。著名な映画監督となりながらも、撮影現場での大火事の責任をとり、ハリウッドから離れざるを得なくなったゲオルク。交錯しては離れていく双子の運命は、鴉片と悪徳が蔓延する魔都・上海で驚くべき邂逅を果たす。数奇な双生児を巡る群像劇は、ここに終幕を迎える。 解説=石井千湖【商品解説】
兵士として戦場へ赴くユリアンとその親友ツヴェンゲル。著名な映画監督となりながらも、ハリウッドを追われたゲオルク。二大魔都で繰り広げられる、運命の双生児を巡る群像劇。 【本の内容】
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電子書籍
めくるめく展開
2017/02/04 08:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者皆川博子は幻想的には虚構展開の道具として演劇を使っている作品がある。
この作品では演劇の代わりに映画が道具のひとつになっている。
幻想味はやや薄れているがよりリアルさが増している。
双生児、映画、ハリウッド.ウィーン.上海と多彩な道具 舞台を使いこなしためくるめく展開は相変わらずの作者の独壇場。どっぷりと漬かりこんだ。
紙の本
双頭のバビロン 下
2016/11/07 12:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:によ - この投稿者のレビュー一覧を見る
うぉぉ…
ラストのユリアンの独白(でも、太字になっているのだからきっと、ゲオルクの自動書記が成功したものなんだろう…と思いたい。)で、一気に涙腺が緩んでしまった。
アヘンに侵される上海で、
増えていく謎…、
転がるように変化していく状況…、
そして、ユリアンとツヴェンゲルはどうなってしまうのか…。
ひとときも目を離せない下巻!
そしてこのラスト…。
またしても皆川女史に圧倒され、飲み込まれ、酔わされた。
あぁ、思う存分「双頭のバビロン」の世界に溺れました。