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紙の本
沖縄の米軍基地 「県外移設」を考える (集英社新書)
著者 高橋 哲哉 (著)
沖縄をただ自己利益のために利用してきた日本。日米安保体制は沖縄を犠牲としてのみ成り立つ「犠牲のシステム」だった。沖縄の声にアクチュアルに応答し、米軍基地移設問題に対して「...
沖縄の米軍基地 「県外移設」を考える (集英社新書)
沖縄の米軍基地 「県外移設」を考える
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商品説明
沖縄をただ自己利益のために利用してきた日本。日米安保体制は沖縄を犠牲としてのみ成り立つ「犠牲のシステム」だった。沖縄の声にアクチュアルに応答し、米軍基地移設問題に対して「県外移設」という論争的な問題提起を行う。【「TRC MARC」の商品解説】
「在沖米軍基地」の本土移設を主張する著者が、“本土の平和・護憲運動"と“沖縄への基地封じ込め"の不幸な癒着関係に対して、“オール沖縄"の声に応答しながら論争的な問題提起を行う衝撃の問題作。
【商品解説】
著者紹介
高橋 哲哉
- 略歴
- 〈高橋哲哉〉1956年福島県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。同大学大学院総合文化研究科教授。専攻は哲学。著書に「記憶のエチカ」「デリダ」など。
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紙の本
安保問題を考える
2015/08/30 22:25
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:猫目太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、沖縄と基地問題、安保を考える良い入門書だと思う。
読後、今の安保問題に引っかかる事柄が取れたように感じる。
紙の本
沖縄への応答
2015/07/07 11:03
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:土塩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史認識論争を担った哲学者が、在沖縄米軍基地問題を真正面から見据えて沖縄の声に応えんとする一冊。
「『本土』の人間が安全保障を求めるなら、また平和や『安保廃棄』を求めるなら、基地を引き取りつつ自分たちの責任でそれを求めるべきであり、いつまでも沖縄を犠牲にしたままでいることは許されない」と帯にあるように、著者は在沖縄米軍基地の県外移設論に立つ。
著者は、在日米軍基地の74パーセントが沖縄に集中している現状を歴史的に分析するが、特に「本土」基地の沖縄移転についての日本人(ヤマトゥンチュ)の態度や、米軍実弾演習場の本土移転についての沖縄人(ウチナーンチュ)の意外な主張(意外さは本書を読んでのお楽しみ)、日本政府の政策などの具体的な検討を通して、自らの主張の根拠を理路整然と展開する。著者の論理に感情的な反発はできても論理的に反駁することは難しいだろうと思う。
また、米軍基地県外移設論に対する安保容認論及び安保廃棄論からの反論について、著者は哲学者らしい明晰さをもって応答してゆく。
「沖縄の基地問題は『本土』(日本人)の問題」とするこの本は、「本土」(日本人)の「しらんふり」を告発する。著者の真摯な姿勢にわたしたちは応答できるか。
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各都道府県で引き受けましょう
2018/05/29 23:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
『沖縄の米軍基地』(高橋哲哉)という本はサブタイトルがー「県外移設」を考えるーで、辺野古ではなく本土へという立場に立つ論考といえます。
基地をなくすのが最終的な理想だけど、現実に基地がある(必要とする人が多数いる)以上、まずは沖縄だけでなく、各都道府県で引き受けましょう、というのが「県外移設論」です。
沖縄の人は「この苦しみを本土の人に味わわせるのはしのびない」と、遠慮されますが、本土側からしっかり言わないといけないことです。
「いや、自分の所には基地はいらない」という人は、「日米安保はいらない」「沖縄にもどこにも基地はいらない」と、ちゃんと言わなきゃ、自己中でわがままで、沖縄県に失礼でしょ。
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米軍基地
2022/08/07 10:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
沖縄県に集中している米軍基地の問題点が、いろいろな角度から分析されていて、よかったです。見直すきっかけが必要なようです。