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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2015/06/09
  • 出版社: 夏葉社
  • サイズ:19cm/58p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-904816-15-8

紙の本

小さなユリと 詩集 復刻

著者 黒田 三郎 (著)

歩いているうちに 歩いていることだけが僕のすべてになる 小さなユリと手をつないで(「小さなあまりにも小さな」より) 父と娘のささやかな日々を詠んだ、半世紀以上前に刊行され...

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小さなユリと 詩集 復刻

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商品説明

歩いているうちに 歩いていることだけが僕のすべてになる 小さなユリと手をつないで(「小さなあまりにも小さな」より) 父と娘のささやかな日々を詠んだ、半世紀以上前に刊行された歴史的な詩集を完全復刻。〔初版:昭森社 1960年刊〕【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

黒田 三郎

略歴
〈黒田三郎〉1919年呉市生まれ。東大経済学部卒業。荒地、歴程同人。詩集に「失はれた墓碑銘」「ひとりの女に」など。

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (2件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

復刻されました!黒田三郎さんの詩集!

2016/03/14 11:13

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

夏葉社から復刻された黒田三郎さんの詩集「小さなユリと」。

小さなユリとは、幼子のお子さんのこと。
奥さまが入院して、残された親子が不器用ながらの日を過ごす。
この日常が切り取られる。
お互いご機嫌さんの時は良いけれど、そんな時はあるわけもなく

癇癪もちの親父が怒鳴る
「自分でしなさい 自分でェ」
癇癪もちの娘がやりかえす
「ヨッパライ グズ ジジイ」

でも、このやりとりの後の描写に、心底ほっとします。
こんな感じです。


それから
やがて
しずかで美しい時間が
やってくる
親爺は素直にやさしくなる
小さなユリも素直にやさしくなる
食卓に向かい合ってふたり座る


ここ、心鷲掴みです。
どうしようもない状況下にあろうとも、その隙間にあったかい瞬間がある。
どんな事実を突きつけられても、笑い話にするしかないと。
弱さと強さと、
底知れぬ魅力です。

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2015/07/31 00:16

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2016/12/11 22:10

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2017/05/31 13:35

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2019/03/27 07:40

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2024/01/22 11:57

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