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商品説明
過去の音楽を作曲当時の楽器で、時代様式を踏まえながら演奏するというコンセプトの古楽。人物や地域を軸に古楽復興の歴史を振り返り、その思想の核心をまとめる。名演奏家の記念碑的録音・映像・著作も紹介。【「TRC MARC」の商品解説】
古楽復興の立役者たちが、一人また一人と世を去っている。彼らが演奏家生命を賭けて成しとげた革命とは何だったのか? 録音・映像・書籍など、聴くべき/読むべき資料をコメントつきで紹介。古楽運動の足跡をたどりながら、音楽の本質があぶりだされる好著。【商品解説】
「古楽復興運動」の名演奏家たちの足跡を振り返り、音楽の本質をさぐる好著。聴くべき録音・読むべき本も詳しいコメントつきで紹介。【本の内容】
著者紹介
寺西 肇
- 略歴
- 〈寺西肇〉1965年神戸生まれ。産経新聞文化部記者を経て、フリー。音楽をフィールドに執筆活動をおこなっている。相愛大学講師。著書に「古楽は私たちに何を聴かせるのか」など。
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紙の本
古楽のガイドブック
2015/12/19 14:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:marse - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本で出版されている古楽に関する本は少ないです。演奏家の書いた実用書や音楽学者の書いた理論書を除くと、一般読者向けの古楽に関するガイドはほとんどありません。
一般読者向けにオススメできるのは『古楽CD100ガイド』(国書刊行会)と『200CD古楽への招待 クラシック音楽の探究』(立風書房)の2冊なのですが、どちらも絶版。しかも、どちらも刊行年が20年近く前と、データ的にも古くなっています。
その意味で、この『古楽再入門』は、古楽に興味を持ち始めた人にとって、いいガイドブックになり得る本だと思います。
古楽の歴史的な経緯から始まり、主な演奏家の紹介、各国の古楽への取り組み、オリジナル楽器の歴史や仕組みなど、多方面から古楽にアプローチしています。各章にオススメのCDや参考文献のリストなども掲載されており、そこから世界を広げていけるという意味で、リファレンスとしての役目も果たす良書です。
古楽を聞き始めた読者には必携ではないでしょうか。