「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
昭和の子どもブック より道やっちゃん
著者 ロコ・まえだ (絵・文)
たくさんの子どもが駆け抜けた昭和30〜40年代。原っぱ、駄菓子屋、紙芝居、雑誌の付録…。懐かしい日々がいっぱい詰まったイラストブック。『釧路新聞』連載に加筆し書籍化。【「...
昭和の子どもブック より道やっちゃん
より道やっちゃん 昭和の子どもブック
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
たくさんの子どもが駆け抜けた昭和30〜40年代。原っぱ、駄菓子屋、紙芝居、雑誌の付録…。懐かしい日々がいっぱい詰まったイラストブック。『釧路新聞』連載に加筆し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
たくさんの子ども達が駆け抜けた昭和半ば(30年~40年)。
やっちゃんは、あの頃どこにでもいた女の子。
原っぱ、駄菓子屋、紙芝居、雑誌のふろく……
イラストと漫画で綴る、輝かしい日々がいっぱい詰まった昭和の子ども生活ブックです。【本の内容】
著者紹介
ロコ・まえだ
- 略歴
- 〈ロコ・まえだ〉昭和24年北海道生まれ。株式会社サンリオにて「パティー&ジミー」などの人気キャラクターを生み出す。絵本に「ジリーちゃんのおたんじょうび」「ホイップベアー」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
懐かしいな
2016/02/07 07:22
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この絵画集の作者ロコ・まえださんは昭和24年生まれです。この本に登場する、まえださんがモデルでもあるやっちゃんという女の子が7歳ですから、描かれているのは昭和31年あたりでしょうか。
私は昭和30年生まれですから、1歳あたりの風景です。でも、ここで描かれている風景の多くが、私にも懐かしく、読んでいてほくほくした気持になりました。
例えば、「入学式」。
さすがに私の頃は「白いハンカチに墨で名前を書いた名札」というのはなかったですが、付き添う母親が着物姿だったのは間違いありません。
昭和の母親たちはまだ着物をよく着ていたように思います。
「給食」にコッペパンと脱脂粉乳というのも同じです。小さなマーガリンがついていたのも同じ。
チーズを初めて目にしたのは「給食」の時間だった、と、この本には描かれていないことも思い出したりしました。
「虫下し」の検査でマッチ箱に便を入れて学校に持っていったのは、私も経験しています。あれは、いつ頃終わったのでしょう。
今から思えば、なんて不衛生なという感じですが、それが普通でしたから、何とも思わなかった。そういう時代だったのです。
「風呂敷のマント」に「手ぬぐいで覆面」して「月光仮面」ごっこは、私もしたことがあります。そういえば、その当時は縁日ではお面がよく売られていました。
「メンコ」は、地方によって様々な呼び方があるようです。私が生まれた大阪近郊の小さな町では「べったん」と呼んでいました。これはよく遊びました。
「紙芝居」も経験しています。でも、これも小学生のなかばぐらいまでだったように思います。
この本には「より道やっちゃん」という副題もついていますが、「より道」をしているのは昭和生まれの私です。
まるで思い出のアルバムを見るようにページを繰って、その実、自分の昭和に遊んでいます。
「ひみつ基地」というのはあの頃の子どもが夢中になっていたようですが、私にもありました。
もしかしたら、この本そのものが「ひみつ基地」のようなものです。誰にも触れられたくない。小さい頃の「ひみつ」がいっぱい過ぎて。
紙の本
昭和の子ども
2019/06/29 18:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「昭和の子ども」といっても、この時代を経験してきた人は減ってしまったかな。現代の人でもノスタルジーを感じると思います。