「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/12/09
- 出版社: 新書館
- レーベル: モノクローム・ロマンス文庫
- サイズ:16cm/506p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-403-56023-1
紙の本
瞑き流れ (モノクローム・ロマンス文庫 アドリアン・イングリッシュ)
撃たれた左肩と心臓の手術を終えて「クローク&ダガー」に戻ってきたアドリアンはジェイクとの関係をどうしたらいいか迷っていた。次第に体調も回復してきたある日、改築していた店の...
瞑き流れ (モノクローム・ロマンス文庫 アドリアン・イングリッシュ)
アドリアン・イングリッシュ(5) 瞑き流れ
紙の本 |
セット商品 |
アドリアン・イングリッシュ (モノクローム・ロマンス文庫) 5巻セット
- 税込価格:5,060円(46pt)
- 発送可能日:購入できません
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
撃たれた左肩と心臓の手術を終えて「クローク&ダガー」に戻ってきたアドリアンはジェイクとの関係をどうしたらいいか迷っていた。次第に体調も回復してきたある日、改築していた店の同じ建物から古い死体が発見される。それは50年前に失踪したジャズミュージシャンの変わり果てた姿だった。アドリアンはジェイクと調査を開始。カミングアウトし、市警を辞職したジェイクは、探偵の仕事を始めていたのだ。電話一本でジェイクが駆けつけてくれる事に、予期せぬ感情が揺さぶられるアドリアン。かけがえのないお互いの存在を確信しながら、ふたりは半世紀前の謎に挑む―。M/Mミステリの金字塔、ついに完結。【「BOOK」データベースの商品解説】
カミングアウトすることで様々なものを失ったジェイク。一度は終わったアドリアンとの関係はどこに向かうのか……? 人気シリーズ、感動の最終巻。【本の内容】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
シリーズ5
2017/12/16 23:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
完結しましたね。
大好きなシリーズだったので、少し寂しい気もします。
ジェイクを通して、たとえアメリカであろうと、マイノリティでいることの辛さが、ひしひしと伝わってきて、読んでて、切なくなりました。
これが、現実なのでしょうね。
でも、その分、ラストのハッピーエンドが、心に沁みました。
紙の本
チャンドラーにのせて
2021/05/26 05:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ5(完結巻)
ネタバレあり
(ミステリーの部分はいたしません)
完結の章です。
今回の事件は今までと違って50年も前の白骨死体
そうきましたかな事件です。
前巻の終わりで今回は息がつけてな感じになるのかと思ったら
そうは問屋は卸さない感じです。
今回はアドリアンがかなりもだもだしています。
ジェイクはカミングアウトをして
仕事も結婚生活も(貯金も!)失って
でも、あっさりハッピーにはならないのです。
この作品一貫してアドリアンの視点なので
ジェイクの気持ちはアドリアンの目を通してしかわからないのですが
この巻はそんなジェイクの気持ちが開示されるのが印象的
(アドリアン視点であるのは間違いないのですが
アドリアンも読者も見せてもらえなかったジェイクのことが
良くわかるのです)
ここらへんの書き方がすごいうまいです。
しかも全巻通しての気持ちが詳らかになる。
人生のキャリアを失った後でも、ジェイクに残ったもの。
(「時間をくれ」と言われていても、
夜中の3時にすぐに駆けつけられる男なんですよね)
最後にジェイクが最初の出会いのことを語ることでこの物語は
輪になった感があります。
そして、最後でアドリアンが感じた思い・・・
アドリアンは元彼との関係精算の巻もかねているのか
メルまでも登場!
あの別れ方したのに・・・そうなるのかって思ったら
やっぱりそれ見て引くんだ・・・おまえって感じになっていました。
最初の別れの理由は致し方ないかなぁって思っていたのですが
今回は減点ものでした。
ガイとの関係はまあどっちもどっちかなぁ
とはいえ、ガイは真剣にアドリアンをパートナーにと願っていたので
その点ではアドリアンが減点なんですけど
その後のピーターの件ではアドリアンの方に挙手なんですけどね
・・・
結局アドリアンもジェイクから離れたくないのだから仕方ないです。
この話は50年前の事件ものということもあわせて
チャンドラーが敬意をこめてちりばめられていました。
(アドリアン・イングリッシュはシリーズ通して色々な作家さんのことが
ちりばめられていてその点でも私の心に色々触れてくる作品でした)
ようやくここまで来たかという読み終わりでした。
翻訳者の冬斗さんの解説も良かったです。
そして、改めて表紙を並べてみると
二人の関係性がはっきり表れていて良いなぁって。
最後に全巻通してジェイクがアドリアンのことを「ベイビー」って呼ぶのが
とても好きでした。
これってジェイクの「愛している」って言葉なんだろうなぁって思った瞬間から。
切なさと愛しさを込めて。
最後まで読み切って満足のシリーズでした。
電子書籍
ハラハラドキドキ
2020/10/19 21:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まぐろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
深い話でした。
読後に残るものが大きいですね。
しかし登場人物が多くて誰が誰だか途中でわからなくなってしまいました。
もちろん私の問題ですが。
アドリアンとジェイクがなかはかくっつかないので、ハラハラドキドキしました。
ですが、悩むアドリアンの気持ちもわかります。
自分の気持ちを素直に話したジェイクに涙がでそうになりました。
ジェイクの愛は確かにあったんですね。
2人が一緒にいる未来が見えてよかったです。
個人的にはアンガスとナタリーがどんなやり取りをしているのか気になります。