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紙の本
さようなら、ロビンソン・クルーソー (創元SF文庫 <八世界>全短編)
著者 ジョン・ヴァーリイ (著),浅倉 久志 (訳),大野 万紀 (訳)
少年少女が過ごす冥王星での“夏休み”の終わりを描く表題作ほか、全6編を収録した短編集。性別変更や身体改造、記憶の移植とコピー、惑星環境の改変すら自由な未来を描く天才作家の...
さようなら、ロビンソン・クルーソー (創元SF文庫 <八世界>全短編)
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商品説明
少年少女が過ごす冥王星での“夏休み”の終わりを描く表題作ほか、全6編を収録した短編集。性別変更や身体改造、記憶の移植とコピー、惑星環境の改変すら自由な未来を描く天才作家の代表シリーズ。【「TRC MARC」の商品解説】
時は夏。そしてピリは二度目の幼年期を迎えていた――冥王星での長い夏休みと少年期からの再卒業を鮮やかに描く表題作など、6編を収録。謎の超越知性により地球を追放された人類が、水星から冥王星にいたる太陽系各地の〈八世界〉で新たな文明を築いた未来を舞台に、性別変更や身体改変、記憶の保存や移植すら自由な世界で生きる人々を軽やかに描く。天才作家ヴァーリイの代表作〈八世界〉シリーズ全短編集、待望の第2弾。【商品解説】
時は夏。そしてピリは二度目の幼年期を迎えていた――冥王星での長い夏休みと少年期からの再卒業を鮮やかに描く表題作など、6編を収録。謎の超越知性により地球を追放された人類が、水星から冥王星にいたる太陽系各地の〈八世界〉で新たな文明を築いた未来を舞台に、性別変更や身体改変、記憶の保存や移植すら自由な世界で生きる人々を軽やかに描く。天才作家ヴァーリイの代表作〈八世界〉シリーズ全短編集、待望の第2弾。
【本の内容】
収録作品一覧
びっくりハウス効果 | 大野万紀 訳 | 9−54 |
---|---|---|
さようなら、ロビンソン・クルーソー | 浅倉久志 訳 | 55−109 |
ブラックホールとロリポップ | 大野万紀 訳 | 111−151 |
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もっと、ヴァーリイに光を!
2016/03/19 08:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当に、ヴァーリイの小説は何年経っても新鮮なままだ。
この作家に夢中になっていたのは、今から30年も前の大学時代だったか。
奔放な性の捉え方や、リングの描写に胸を躍らせたものだ。
ちょうど、ニーヴンの「ノウンスペース」やワイドスクリーン・バロックにはまっていた時期でもあり、その中でもバーリイの存在は軍を抜いていた。
初めて読んだのは「残像」だったか。目の見えない事から広がる世界に新鮮な驚きを覚えたことを記憶している。
実際、今この本を読んでみても、少しも古くさいとか、常識外れとかいう感想は出てこない。
それどころか、最新のSFにも引けを取らないセンス・オブ・ワンダーに満ちている様には、驚かされるばかりだ。
「ティーターン」三作目の訳出や、「スチール・ビーチ」三部作の完結など、これから、もっともっとヴァーリイの訳出が出ることを望んでいる。