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紙の本
ニッポンの文学 (講談社現代新書)
著者 佐々木敦 (著)
「文学」の聖性を剝ぎ落とし、SF、ミステリ、ラノベまで含めた、本当におもしろい小説とは何かを問う。1970年代の終わりから2016年初頭までの日本文学の流れを、順を追って...
ニッポンの文学 (講談社現代新書)
ニッポンの文学
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商品説明
「文学」の聖性を剝ぎ落とし、SF、ミステリ、ラノベまで含めた、本当におもしろい小説とは何かを問う。1970年代の終わりから2016年初頭までの日本文学の流れを、順を追って語る。【「TRC MARC」の商品解説】
2015年又吉直樹の芥川賞受賞へと続く、戦後日本における「文学」の流れを「文学以外の小説」とともに語ることで紐解き、いったい「文学」に何が起こっていったのか、これからの「文学」の行方について論じる。取り上げる作家は、村上春樹、村上龍、栗本薫、高橋源一郎、吉本ばなな、阿部和重、小松左京、筒井康隆、綾辻行人、京極夏彦、西尾維新、又吉直樹、ほか多数。
批評家・佐々木敦氏による『ニッポンの思想』『ニッポンの音楽』から連なる待望の3冊目。
今回のテーマは「文学」。各主要文芸誌でも精力的にすぐれた論考を発表している著者が、あらためて「日本」の「文学」を解き明かします。
戦後、とりわけ70年代末からの日本の文学シーンにはどのようなことがあり、どのような歴史があるのか。つまり、ニッポンの小説はどのような歴史=物語を持っているのか。前2冊と同じく、80年代(70年代末)から始まるディケイド論で論じていきます。
「文学」と呼ばれている小説と、一般的には「文学」と見なされていない小説とを、全く同等に扱うという視点で日本の小説史をたどり直す試みは、今までなされて来ませんでした。
狭義の「文学」と他のジャンル小説を同一平面上で語ってゆくことで、「芥川賞/直木賞」という制度によって今なお維持されている「文学」の聖性を相対化しようとするのが本書の目的です。【商品解説】
狭義の「文学」と他のジャンル小説を同一平面上におき、その歴史と制度を語ることで、「文学」の聖性を相対化する。【本の内容】
目次
- プロローグ 「芥川賞」と「直木賞」
- 第一章 村上春樹はなぜ「僕」と言うのか?
- 第二章 「八〇年代」と作家たち
- 第三章 「英語」から遠く離れて
- 第四章 かなり偏った「日本ミステリ」の歴史
- 第五章 さほど偏っていない「日本SF」の歴史
- 第六章 サブカルチャーと(しての)「文学」
- 第七章 ポストバブルの「九〇年代」
- 第八章 「ゼロ年代」─ジャンルの拡散
- エピローグ 「文学」はどこにいくのか?
著者紹介
佐々木敦
- 略歴
- 〈佐々木敦〉1964年名古屋市生まれ。批評家。早稲田大学文学学術院教授。著書に「ニッポンの思想」「あなたは今、この文章を読んでいる。」「未知との遭遇」など。
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文学の行きつく先
2016/06/26 15:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る
文学のサブカルチャー化は進んでおり、この先、どこに向かうのか?最近では作家もジャンルを超えて執筆している。小説は生きていることが本書で分かる。
紙の本
噂に反して。
2016/12/19 21:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:鶴 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読書案内という内容。
批評を期待すべきではない。