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紙の本
学校が教えないほんとうの政治の話 (ちくまプリマー新書)
著者 斎藤 美奈子 (著)
保守って何? リベラルって何? そしてあなたはどっち? 体制派と反体制派、資本家と労働者、右翼と左翼…。さまざまな「2つの選択肢」を示し、自分の政治的な立ち位置の見つけ方...
学校が教えないほんとうの政治の話 (ちくまプリマー新書)
学校が教えないほんとうの政治の話
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商品説明
保守って何? リベラルって何? そしてあなたはどっち? 体制派と反体制派、資本家と労働者、右翼と左翼…。さまざまな「2つの選択肢」を示し、自分の政治的な立ち位置の見つけ方を指南する。【「TRC MARC」の商品解説】
若者の投票率は低いのは「ひいき」がないからだ。「ひいきの政治チーム」を決めるにはまず「地元」を確かめよう。実践的政治入門。【本の内容】
目次
- プロローグ 「選挙に行け」っていわないで!
- 第1章 二つの立場:体制派と反体制派
- 政治に「中立」はありえない/「反体制派」は江戸時代にもいた/江戸期最大の反体制運動「島原・天草一揆」/反体制派はいつか体制派と入れかわる/自由民権運動も反体制運動だった/反体制運動をつぶすには言論弾圧がいちばん/米騒動はただの騒動なんかじゃない/体制派は悪代官で、反体制派は正義の味方か/あなたは体制派? 反体制派?
- 第2章 二つの階級:資本家と労働者
- 世界には金持ちと貧乏人がいる/日本の貧困化はなぜ進んだのか/資本主義社会は自由で平等?/資本家と労働者の間には越えられない壁がある/労働者が資本家に対抗するには/日本のプロレタリアも団結した/労働運動の歴史は弾圧との闘いだった/労働者の国、社会主義国の誕生/社会主義国の暴走と破滅/冷戦時代には日本にも二つの陣営があった/五五年体制は社会主義的な資本主義/「資本主義VS社会主義」は二〇世紀の図式/資本主義にもいろいろある/二一世紀は「新自由主義VS社会民主主義」/資本家と労働者、どっちの側につく?
- 第3章 二つの思想:右翼と左翼
- 「右翼」も「左翼」も反体制思想だった/右翼と左翼の源流は明治/天皇を崇拝するか打倒するか/戦前の日本は「頭のおかしい右翼の国」/右翼とつるんでテロに走った青年将校/戦争の理由にされた大アジア主義/戦後の右翼と左翼はどうなった/右派と左派の対立ポイントは自衛隊と日米安保/六〇年安保が左翼と右翼の意識を変えた/ふたたびテロに走ったその後の右翼/暴徒と化したその後の左翼/政治運動のなれのはて
- 第4章 二つの主体:国家と個人
- 国家と個人、どっちが大事?/国家と個人が対立するとき/「大型公共事業」は誰のため?/国と住民の対立はよく起こる/国益優先は全体主義、人権優先は個人主義/個人主義は面倒だけど必要なもの/公害裁判からわかること/権利獲得のために闘ったマイノリティ/日本国憲法は「個人主義」の憲法だった/左派は個人主義、右派は全体主義/戦後日本の体制派とは誰だったのか?
- 第5章 二つの陣営:保守とリベラル
著者紹介
斎藤 美奈子
- 略歴
- 〈斎藤美奈子〉1956年新潟市生まれ。文芸評論家。「文章読本さん江」で小林秀雄賞を受賞。ほかの著書に「名作うしろ読みプレミアム」「ニッポン沈没」など。
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紙の本
自分の立ち位置を探すために
2016/10/31 22:29
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る
選挙権が18歳に引き下げられた。一体だれに投票すればいいのか・・・
大人でさえ分からなくって、投票率は低い。投票に行こうかと思い選挙になると各候補者のチラシを見比べてみる。しかし、どれもこれも似たようなことを言っている。投票を誘う甘い言葉が並べられている。しかし、一向に暮らしが良くなった実感がない。ばかりか、公約違反も結構多い。そして、消費税増税や原発推進、秘密保護法制定など選挙ではほぼ言わなかったことが当選したとたん進められる。もう政治不信しか残らない。だれに投票しても同じ。だから投票に行かない。そうなると結局変わらない。
そんな一体だれに投票すればいいのか状態に基準を与えてくれるのが、本書。
自分の立ち位置から見れば、2者択一だということが分かる。偏らないこと中立がいいなんて言ってるからふらふらするし、「政治なんて」ということになるんだということ。それは、自分の立ち位置と反対側の人たちの好都合なのだ。まず本書を読んで自分の立ち位置を探す。そのことから政治を考えよう。
紙の本
選挙に興味がない人こそ
2021/09/02 16:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アザラシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
選挙が近づいてきて、
ニュースが選挙や投票率の話題を多く流すようになったら、
とりあえず読んでみて。
SNSなどで政治的発言をするひとがいる理由も分かるかも。
紙の本
わかりやすい入門書
2016/08/17 13:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たこやき - この投稿者のレビュー一覧を見る
学校の授業よりは、確かによほど役に立ちますね。
現代社会の成り立ちを明治維新までさかのぼって解説してくれるところ、なんというか、近代史と現代史のミッシング・リングを見たような気がしました。学校の授業ではほとんどやらない部分ですから。
作者の立場はいわゆる「リベラル」なのでしょうが、そうでない人にも開かれた書です。
繰り返し出てくる「政治的な中立はありえない」という言葉が印象的です。