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ねじの人々 2 (裏少年サンデーコミックス)
著者 若木民喜
作家・若木民喜の独自哲学が溢れ出す第2巻 空気を読むのはパノプティコンだから?奴隷道徳がインターネットで炎上を起こす?携帯電話は実存?頭のネジを回せば回すほど、見えてく...
ねじの人々 2 (裏少年サンデーコミックス)
ねじの人々 2
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- 税込価格:1,924円(17pt)
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商品説明
作家・若木民喜の独自哲学が溢れ出す第2巻
空気を読むのはパノプティコンだから?
奴隷道徳がインターネットで炎上を起こす?
携帯電話は実存?
頭のネジを回せば回すほど、
見えてくる考える事の大切さ。
読んでもキミに答えはあげられないけど、
読めば答えに近づく(かもしれない)。
時にゆるゆる、時にキレキレ。
ますますネジを回し続ける第二巻、登場!
【商品解説】
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ねじくんの哲学入門といった枠組みは、1巻で崩れ去り、生きづらい私といった、悩みが浮上してきた模様。
2024/02/06 00:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私って誰?
これは哲学の基礎だから、そんなに脱線してるわけではない。
作者は多分、すごく本気だ。
仕入れたものを噛み砕いて説明しようといったスタイルではなく、進行形で考えてる。(多分)
作者は、長期連載のヒット作や、それほど受けなかった作品が既にあり、もう若くない年頃になってきたはず。
闇雲な元気が衰えたときに、身の回りに疑問を抱くことは、健全なことだ。
みなれた周囲と自分を不思議なものとしてみる。
思春期にも、幼児期にもそのような時間はあったはずだが、多分成長の力が、事態を深刻にしない。
無意味な生命力が衰えてきたとき、意味への引っ掛かりを止めるものはないはずで、これは普遍だと思われるが、なぜかやり過ごすか、感じていない人も多いよう。
基本的なことで、基本的なことに(改めて)悩む。
その姿は共感を呼ぶ。
だって、悩むて全ての人に芽生えるはずの感情で、この人はそれを丁寧に扱ってるんだから。
しかし作者は顔を出さず巨大な手もしくはペン先として、作品世界に介入する。
作者なのだから、本来介入しないものだし、介入するなら顔出しして悪いわけでもない。
ここに屈折があって、それは興味深い距離の取り方だ。
紙の本
…恋愛観、多数決、校内風紀改善法、ネット炎上…というより具体的なテーマを考察するねじの人々第2巻…
2017/04/06 22:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:♂猫Junn-Junn - この投稿者のレビュー一覧を見る
この第2巻の収録内容は…
第9話「自我とエス」
第10話「理性と野生」
第11話「空気の多数決(前編)」
第12話「空気の多数決(後編)」
第13話「パノプティコン 上」
第14話「パノプティコン 下」
第15話「奴隷道徳 上」
第16話「奴隷道徳 下」
あとがき
おまけ
…という内容…最後の、おまけ、は、
「ねじの人々 キャラクタープロフィール」な4pおまけ漫画…
と言うか、プロフィールは必要なのか?を考えるねじの人々的雑談、
みたいな内容…なので、
プロフィールが紹介されてるのは、第1巻から登場している主要キャラ
の根地大和、晴都ルネ、高橋、万子の4人だけで、
考えるヒトデや、この巻で登場した新キャラの根地小夏や小林嵐子ら
のプロフィール設定は紹介されず。
それと、第1巻でも同様の構成だったけれど、
第11話を除く各話の後におまけ4コマ漫画が1つずつ付いてる…
第11話の後には付いてないけど代わりに、
カラーカバーの巻末側折り返し部分に、
ソレに相当するおまけ4コマ漫画が1つ描かれている…
…といった感じ。
この第2巻は、
収録8話分が、2話ずつ一纏りって感じで、
「恋愛観」(第9、10話)
「文化祭の出し物と多数決」(第11、12話)
「校則と校内風紀」(第13、14話)
「ネット炎上」(第15、16話)
をテーマに、第1巻よりも具体的で分かり易い話が多く興味深かった、
という印象だけど、個人的には、
特に多数決の話が、具体的で深くインパクトある内容で、
読み応えがあったな、という感じ…
後半の収録話も、具体的な事例を提示して描きつつ、
パノプティコン、奴隷道徳、ルサンチマン、超人…といった哲学的概念を、
それとなく読者に知らしめる内容になっていて、
上手い具合に作られていたな、という印象…なので、第1巻でも思ったけど、
小中学校の図書室とか図書館に蔵書する価値がある系の、
思考力を育み教養も高める系の漫画だな、と思ったり…あと、素朴に、
この第2巻の内容だと、この本は、
色んな言語での外国語版を出版したら、
日本よりも海外でのほうが沢山売れるかもな、と思ったり…。
それはそうと、あとがき、
によると(…今自分がコレを読んでる時点で既に発売されているけれど…)
次の第3巻が、最終巻になるかも、
ってことらしいので…それなら、次の第3巻も買って、
この作者が、
「答え」についての「答え」をどのように出すのか、見届けてもいいかな…
と購入する方向性で検討しようと思っています。