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- 発売日:2016/07/13
- 出版社: 講談社
- サイズ:新書/160ページ
- ISBN:978-4-06-394512-6
紙の本
母はハタチの夢を見る (BE LOVE)
著者 逢坂みえこ (著)
しっかり者の母の、度重なるうっかりミスに違和感を覚えた良介。年始に家族を連れて帰省すると、母から「この方たちどなた?」と言われてしまい……!?自分を20代だと思っている母...
母はハタチの夢を見る (BE LOVE)
母はハタチの夢を見る 分冊版(1)
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母はハタチの夢を見る 分冊版(3)
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商品説明
しっかり者の母の、度重なるうっかりミスに違和感を覚えた良介。
年始に家族を連れて帰省すると、
母から「この方たちどなた?」と
言われてしまい……!?
自分を20代だと思っている母。
母の状態を認めない父。
妻子を置いて母の面倒を見る息子。
認知症をテーマに家族の在り方を鋭くコミカルに照らし出す人間ドラマ!!
しっかり者の母の、度重なるうっかりミスに違和感を覚えた良介。年始に家族を連れて帰省すると、母から「この方たちどなた?」と言われてしまい……!? 自分を20代だと思っている母。母の状態を認めない父。妻子を置いて母の面倒を見る息子。認知症をテーマに家族の在り方を鋭くコミカルに照らし出す人間ドラマ!!【商品解説】
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紙の本
認知症という病とジェネレーションギャップ
2016/07/31 08:01
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作『おかあさんとごいっしょ』のあとがきで、「今回は娘視点だったので、次は母視点の物語を・・・」みたいなことが書いてあったので、新刊案内でこの本の存在を知ったとき、「ついに来たか!」と思い、ドキドキしながら開きましたら・・・認知症のお話でした。
75歳の母、最近どうも物忘れが激しいというかうっかりが多くなったなぁと思えば、突然彼女はハタチになって過去の思い出を現在形で話しだしたり、また元に戻ったり・・・それを息子視点で描くのがうまいなぁ、と思うわけです。 そして母の姿が絵としては精神年齢で表現される。
鏡に映る自分と、自分の中にいる自分とのずれは誰にでも多少はあることですが、それが言動に影響するとなれば話は別。
息子には妻子がいて、妻は「あぁ、これは」と認知症を早々に受け入れ、対策を考えるのですが、息子とその父(つまり夫)はつい、「これは一時的なちょっとしたうっかりで、すぐにまた元に戻るんじゃないか」と根拠のない希望に頼りがち。
勿論個人差はありますが、男の人ってだいたいそういうところあるよな~、と(私は健康診断でひっかかり、二次検査の予約を入れて待合室で待っている間、「もしなにかひどい病気だったらどうしよう」と考えたら怖くなって検査を受けずに帰ってきてしまった男性を知っている。 バカじゃないかと思いました)。 早く結果を知った方が早く対策が取れるし、そもそも病気なのかはっきりしてないのにもやもやしている方が非生産的というか、むしろほっといて手遅れになったらどうするのか、と考えてしまうほう。
なので今作の息子の妻、えらい!、と思ってしまいました(夫や義父の行動・態度に不満はあれど、その表現は最小限にしてサポートに徹するあたり)。
しかし現在75歳の方にとっての青春とはどんなものだったのか。
この話では映画『ローマの休日』とオードリー・ヘップバーンに象徴させてますが、想像がつかない・・・。 親の子供時代とかあまり考えたことないように、自分よりずっと年上の方の若き日って時代の違いも考慮にいれる必要もあるけれど、わからない。
そういう方々とそんな会話をする機会に恵まれなかったってことだな、自分・・・。
またしてもあとがきによれば、これは作者の義母の実体験からインスピレーションを受けたものとか。 その1ページに込められた言葉が深くて、あやうく泣きそうになった。
電子書籍
誰にでも
2019/02/24 11:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夜メガネ - この投稿者のレビュー一覧を見る
起こりうるシチュエーションですよね。
認知症の家族を持つ側も自分が認知症になるということも。
私も息子の妻が一番優秀だと思いました。
そして当事者の夫が一番悲しいなと。
自分の親がもしそうなったとき、どうするかはだいたい打ち合わせ済みなので
まだしっかりしているうちに話しておくというのも大事なのかなぁと思います。
そういうきっかけになる1冊ですね。
電子書籍
母
2019/05/27 13:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぺろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
しっかり者だった母が認知症になり自分のことを20代だと思っているというストーリー。
今では誰がなってもおかしくはない認知症と家族をテーマにした作品です。
電子書籍
こんな介護なら出来るかな?
2017/10/13 00:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カメちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
認知症のお母さんと、家族のお話です。
逢坂さん独特の目線で、優しい感じで描かれてます。
現実ではどうかな?綺麗にまとめすぎかなと思いますが、こんな風に考えられたら、家族は認知症になったお母さんと云う現実を、受け止めやすいのかも知れません。
今現在、介護されている方には、疑問が生じるかもしれないので、星3っつで。
電子書籍
綺麗ごとではあるけれど
2017/03/19 18:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
認知症を患った母の話。
漫画なので綺麗ごとでまとめてはいるけれど、こういう風だったらいいなぁとは思える。
でもあれで母が他の男性のことばかり言ってたら辛いよな。
実際家族に認知症の人が読むとどう思うんだろう。